グアム旅行｜安い時期はいつ？おすすめの時期と費用相場を調査

日本から気軽に行ける人気の旅行先「グアム」

世界各国に点在する南国リゾートのなかでも、日本人に人気の観光地として欠かせないのがグアムです。日本からグアムの距離は、飛行機で約3時間半。弾丸旅行にも適した立地であり、体力に自信がない人や小さなお子さんとでも来訪しやすいスポットといえます。

また繁華街では日本語表記が多いのもグアムの魅力。日系ホテルも充実しており、英語力に不安のある人でも気軽に滞在できる国なのです。しかしどれほど手軽な旅行先といえども、やっぱり気になるのは旅費。可能であれば、安い旅費で楽しめる時期を見定めて計画したいですよね。

今回は、グアムの旅行が安い時期や、旅費を安く抑えるためのポイントなどをご紹介します。ショッピング・グルメ・アクティビティなど、幅広いレジャーを満喫できるグアム。日本人にとって身近なリゾート地を、お得に賢く満喫していきましょう！

グアム旅行が安い時期はいつ？

グアムには繁忙期（オンシーズン）と閑散期（オフシーズン）があり、基本的にはオフシーズンに来訪することで旅費をリーズナブルに抑えられます。グアムは日本からの旅行者が多いため、日本の長期休暇の時期は旅費が高く、それ以外の時期は安い傾向にあると覚えておきましょう。

グアムへの旅行者が増える時期は、ゴールデンウィーク・夏休み・春休み・年末年始・お盆などの連休シーズン。また11〜5月は観光に適した乾季で、とくに観光客が多くなり、旅費も上がりやすくなるでしょう。

安い旅費でグアム旅行を楽しめるのは、上記以外の時期です。つまり長期休暇に該当しない平日や、雨季の6〜10月頃が該当します。雨季とはいえ、グアムでは1日中雨が降るわけではありません。突発的な通り雨であるスコールが増加しやすくはありますが、アクティビティなどは変わらず楽しめます。また乾季であってもスコールが発生する可能性はあります。

雨季を中心に祝日や長期休暇を避けることで、より安い旅費で快適にグアム旅行が楽しめるでしょう。

グアム旅行が安くなる時期の特徴

グアム旅行が安くなる時期は、カレンダー通りの休みに合わせて働いている人にとって「長期休みが取りにくい時期」です。例として、以下のようなタイミングが挙げられます。

▼グアム旅行が安くなる時期

• 大型連休が終わった直後
• 春休みが終わった4月上旬以降
• ゴールデンウィーク明けの5月中旬以降
• 夏休みが終わった後の8月終盤～9月上旬
• 年明け後の1月

上記のなかでも、年明け以降の1月上旬は旅行者が落ち着くため、グアムのベストシーズンに当たるため、おすすめの時期です。

また前項で触れた通り、1年を通して雨季は観光客が落ち着き、旅費も抑えやすい傾向にあります。とくに上記のなかでは、ゴールデンウィーク明けから夏休みまでの期間は雨季にも該当するため、お得なプランで予約でき旅費が押さえられる傾向も。

春休み・ゴールデンウィークの大型連休を除けば、4・5・6月は全体的に人が少ないのもポイントです。

グアム旅行の費用相場

ここでは、グアム旅行における費用の相場をご紹介します。来訪する目的によって、コストをかけたい対象は異なりますよね。ホテルや食事代などの相場を知ることは、お得なお店や節約したい要素を探すためのきっかけになります。旅行全体の相場を把握したうえで、安い旅費で楽しむためのプランを立てていきましょう。

航空券

日本からグアムまでの航空券代は、10万円前後です。安い時期だと、燃油サーチャージや税金を含めて5万円前後で購入できることもあります。海外旅行のなかでは比較的安く来訪できるのもグアムの魅力です。とはいえ、航空会社や時期によって航空券の相場はかなり変動します。

ピークシーズンは高くなる傾向があります。出発時間を調整したり、航空会社のSALE期間に購入することで費用を抑えられます。

ホテル代

日本と同様に、グアムでのホテル代も施設や時期によって大幅に相場が異なります。たとえば日系ホテルとして人気が高い『ホテル・ニッコー・グアム』の宿泊費は、1泊あたり約160〜250ドル程度となっています。同様に人気の日系ラグジュアリーホテル『ザ ツバキ タワー』の宿泊費は、1泊あたり約300〜450ドルです。

同じ日系ホテルでも、宿泊費に大きな違いがあることがわかります。とはいえホテルにおける価格は、単純な宿泊費用だけではありません。プールを含む施設利用代やレストラン代など、費用にどのようなサービス代が含まれているのかを確認することが大切です。

食事代

ホテルと同様に、食事代も飲食店によって相場は異なります。比較的気軽に入れるレストランでは、一食あたり約20〜40ドルあれば十分満足できるでしょう。グアムにおける高級レストランの場合は、一食あたり約60〜120ドルが相場となります。

グアムでもキャッシュレス化が進んでいますが、屋台や個人店、小さな店舗などにも来店する際は、現金を持ち歩くと安心です。食事代をなるべく安く抑えたい人は、ショッピングセンター内にあるフードコートや、ナイトマーケットを利用することも視野に入れましょう。

アクティビティ

アクティビティも種類によって参加費用は変わるため、事前にプログラムの情報を確認しておくことが大切です。グアムの代表的なレジャーであるマリンアクティビティの場合は、75〜150ドル前後で体験できるプログラムが多いようです。

アクティビティのなかには、一定の金額を支払うことで遊び放題になるパッケージもあります。旅行会社によっても異なるプランを提案しているため、滞在期間との兼ね合いを見ながら納得できる費用のプランを選びましょう。またアクティビティによっては、施設への入場料が別途必要になる点に注意してください。

移動費

グアムには、ローカル向けの公共バスや鉄道はありません。そのため島内でのおもな移動手段は、観光客向けの『赤いシャトルバス』とレンタカー、タクシーです。赤いシャトルバスの乗車券は、1回7ドルです。公式サイトからは、利用日数に応じた料金プランが展開されているため確認しておきましょう。

グアムにおけるタクシーの初乗りは、1.8kmで4ドル。レンタカーの1日レンタルは約40ドルとなっています。旅行のプランニングにもよりますが、1日あたりの交通費は「1,500円前後」と考えておけば大きな不安はないでしょう。アクティビティによっては、無料の送迎バスも利用可能です。

グアム旅行の費用を抑えるコツ

ここでは、グアム旅行の費用を抑えるコツをご紹介します。安い予算で満足感の高いグアム旅行を楽しむためには、スケジュールの調整がポイントです。ホテル選びや観光スポット選びからこだわりつつ、低コストでグアムを満喫しましょう。

旅行の予約を早めにとる

基本的に航空会社は予約数が少ないタイミングでは安い価格で席を販売しており、予約数が埋まるごとに料金が高くなっていきます。

つまり同じ日程の航空券でも、取るタイミングによって料金が変動するのです。ホテルの場合でも、早期予約で特別な割引を受けられる可能性があります。旅行の計画は早めに立て、できる限り早い段階で航空券やホテルを購入・予約しましょう。

平日出発・平日帰国を選ぶ

グアム旅行では、平日出発・平日帰国になるようにスケジュールを調整すると、旅費を安く抑えやすくなります。とくに月〜木曜日は航空券がリーズナブルになる傾向にあります。

また早朝や深夜のフライトは、観光客のニーズが低い時間帯です。日付と時間にこだわれば、より安い価格で航空券を購入しやすいでしょう。

リーズナブルなホテルに宿泊する

ゴージャスさにこだわらないのであれば、価格がリーズナブルなホテルを優先してリサーチすることも大切です。観光客からの収入を重要視しているグアムでは、安めのホテルであっても最低限の清潔感や過ごしやすさは担保されています。

たとえば客室から景色が見えないホテルを選ぶだけでも、海が正面に見えるホテルより宿泊費を抑えられることもあります。安いホテルを選ぶ際は、繁華街へのアクセスや利用可能施設などの情報もチェックしましょう。

現地グルメを楽しむ

グアムでは高級なレストランを楽しむのもよいですが、旅費を抑えたい場合はリーズナブルな現地グルメを味わうのもおすすめです。観光客向けレストランとは異なり、ローカルが親しむ現地ならではの味覚を堪能できます。

ただし完全にローカル向けのお店では、日本語表記がないのが一般的。英語力に不安がある人は、翻訳アプリや機能などを使う練習をしておくと、より安心して楽しめるでしょう。

無料スポットでアクティビティを満喫する

グアムには、無料・有料それぞれで観光スポットが充実しています。たとえばイパオビーチやタモンビーチに代表されるパブリックビーチは、観光客でも無料で遊べるスポットです。

ほかにも『太平洋戦争国立歴史公園』や『ラッテストーン公園』、『イナラハン天然プール』など、無料スポットは多く存在しています。海風に吹かれながら、のんびりと海辺の時間を過ごすのも、グアムを満喫する方法の一つです。

旅行会社や航空会社のSALEを狙う

旅行会社や航空会社では、夏前と年末のあたりに大型のセールが実施される傾向があります。セールの開催は確実ではありませんが、公式ホームページを小まめに確認して、お得に購入しやすいタイミングを見逃さないようにしましょう。

とくに航空会社は、時期を問わず定期的なセールを開催している場合があります。各社のLINEをフォローしたり、当メディア『＆Guam』にてセール情報をこまめにチェックしたりするのがおすすめです。

使いたいところにお金を使える旅行計画を立てよう！

今回は、グアムの旅費をリーズナブルにするコツや、グアム旅行における費用の相場などをご紹介しました。

グアムの大きな魅力として、多くのお金を使わなくても現地のレジャーを楽しめることが挙げられます。もちろん有料のアクティビティも多いですが、ホテルによっては宿泊費用内に充実した施設利用料が含まれているケースも多いものです。

表面上の価格だけを見て「安い！」と判断するのではなく、得られる価値や費用に含まれるサービスを正しく理解することが大切です。安さとお得さの違いを見極めながら、納得感のあるグアム旅行をかなえていきましょう。