グアムのタクシー｜料金やチップ、便利なアプリなど徹底ガイド！

グアムでタクシー利用！乗り方を知っておこう！

日本から約3時間半で行けるリゾート地グアム。グアムでの交通手段は、主にレンタカー・赤いシャトルバス・タクシーです。運転手の方は、観光客の方への対応にも慣れているため、安心して乗車できます。日本の車の免許証を活用して、グアムでレンタカーを借りて移動する人も多いでしょう。

タクシーとはいえ、グアムでは日本のように流しといわれるタクシーはなく、ホテルや空港などに停まっているもしくは配送の手配をするのが一般的です。タクシー料金は定められているので計算もしやすく、初めて乗る場合も安心です。

ここでは、グアムのタクシーについて、料金やチップ、便利なアプリや呼ぶとき・乗るときの注意点などをまとめて詳しくご紹介します。

グアムのタクシーの乗り方

グアムのタクシーも日本と同じくメーター制ではありますが、観光地などに向かう場合は、乗る場所から目的地までの金額が固定されている場合がほとんどです。観光地やショッピングモールなど主要な場所に行く場合は乗車時に聞いてみましょう。事前に金額が決まっているため、メーターでの金額を超えていても決まった額より請求されることはなく、安心できます。

また、運転手の顔写真とID番号（登録番号）は、車内の乗客に見える位置に表示することになっています。後々、トラブルに発展したときや忘れ物をしたときなどの場合に備え、ID番号を控えておくとよいでしょう。

グアムの配車アプリ「ストロールグアム」で呼んだ場合はカード決済、空港やホテル前から乗るタクシーの場合は、現金での支払いのみとなります。タクシーだけに限らず、何かあった時のために、現金も持ち歩くようにしましょう。

異国でのタクシーは、不安になることも多いでしょう。しかし、グアムは観光客が多く、観光客のタクシー移動はもちろん、日本人観光客の乗車にも慣れている人が多く、陽気で楽しく案内してくれるので安心して乗車できます。

タクシー乗り場のない場所で降りる際は「帰りはタクシーが必要？必要な場合はこちらに連絡ください」とドライバーが気を利かせて名刺を渡してくれることもあります。その場合は「Thank you」と受け取り、必要な場合は連絡しましょう。配車アプリのストロールを活用しても良いでしょう。

グアムのタクシー料金やチップ

グアムの一般的なタクシー料金は基本料金2ドル40セント、最初の1マイル（約1.8キロ）4ドル、0.25マイル（約460メートル）毎に80セント、待ち時間2分で80セントとされています。

グアムは観光エリアやメインエリアなどの移動距離が短いため、タクシー料金が高額になることはほとんどありません。

主要なタモンエリアからの平均タクシー代金は以下の通りです。

〜空港	$25程度
〜マイクロネシアモール	$20程度
〜チャモロビレッジ	$40程度
〜恋人岬	$28程度
〜フィッシュアイ展望台	$66程度
〜Kマート	$17程度

降車時にチップは必要？

日本と違い、グアムにもチップ文化があります。一般的に支払額の15％程度といわれていますが、15％をきっちりと計算する必要はありません。

荷物が多い場合や持ってくれた場合に荷物1つに対して1ドルを渡したり、キリのよい数字でお釣りは不要として渡したりと、さまざまです。また15％とはいえ、グアムのタクシー代金は移動距離の短さから10～20ドルとなり、15％といっても1～2ドル程度に収まります。

タクシーを呼べる場所や方法

ホテルなどの施設で呼ぶのが一般的なグアムのタクシーですが、どのように呼ぶのでしょうか？ここでは、タクシーを呼べる場所や方法をご紹介します。現地に行ってから困らないよう、しっかり把握しておきましょう。

空港のタクシーカウンターやホテルのフロント

グアム国際空港などにはタクシーカウンターがあり、ホテルや観光地までのタクシーを手配してもらえます。またホテルのフロントにもタクシーカウンターがある場合もあるため、スタッフにお願いしてみるとよいでしょう。

ベビーカーなど荷物がある場合は、手配する際に一言添えておくとスムーズでしょう。

電話で連絡する

スマホや携帯電話の通信環境がある上、英語などができるのであれば直接呼ぶのもよいでしょう。タクシー会社の中には、英語に限らず韓国語や中国語が話せる人も多くいます。自分が話せる言語とマッチするタクシー会社へ電話すれば、スムーズに配車をお願いできるでしょう。なかには日本語を話せる人もいますが、運転手と電話を受ける人は同じではないことが多いため注意が必要です。

配車アプリを利用する

24時間配車OK、事前に料金を確認してお願いができる配車アプリ「ストロールグアム」を利用するのも一つの方法です。

UberやLyftのように一般のドライバーが対応しますが、カード払いができ、事前に表示された金額のみの支払いですみます。またチップもなしまたは、5％～をアプリ内で選択することが可能です。

配車アプリについては、このあとに詳しく解説します。

配車アプリ「Stroll Guam｜ストロールグアム」

グアムで一般的に使われるストロールグアムは、現地に住んでいる人が空き時間を使いタクシーのように送迎を担う配車アプリです。日本でも定着しつつあるUberなどをイメージするとよいでしょう。

事前に行き場所を入力・指定ができるため、英語ができなくても気軽に利用できます。チップ料金も選ぶことができるので、チップ料金に悩んだり取られすぎたりすることもありません。タクシーがいない、行先をうまく伝えられるか不安な方にもストロールグアムであれば比較的呼びやすいのも魅力ポイントの一つです。

ストロールグアムを使うためには、SMSによる認証が必要になります。現地ですぐに利用できるように、出国前に電話番号の登録や使い方などを調べておくのがおすすめです。

事前に知っておきたい！タクシーに乗る際の注意事項

グアムのタクシーは、ナンバープレートに「TXI」または「TX」と書かれているものが正規のタクシーです。配車アプリなどでタクシーを呼ぶ際は、ナンバープレートの違いに注意しましょう。

グアムタクシーは配車アプリで呼ぶ場合と、空港やホテル前から乗るMiki Taxi（ミキタクシー）などのタクシー会社を利用する場合で決済方法が異なります。

グアムの配車アプリストロールの場合はカード決済のみ、チップもカード決済で行います。空港やホテルから乗車するタクシーの場合は現金決済のみです。チップを渡すことも考え、必ず現地の通貨を多めに両替しておきましょう。

日本と同じく最低料金が決まっていますので、計算方法を覚えておくと安心でしょう。一般的なタクシーの料金は以下の通りです。

基本料金	2ドル40セント
最初の1マイル（約1.8キロ）	4ドル
0.25マイル（約460メートル）毎	80セント
待ち時間（待たせる場合）	2分 80セント
荷物代（運転手の手助けが必要な大型の物など）	1ドル

お子様が乗車する場合の注意点

ハワイやアメリカ本土では、チャイルドシートを持参していないと乗車拒否されることも。。しかしグアムでは、個人の車の場合は義務化されていますが、ストロールグアムやタクシー、ホテルの送迎車などは専用ライセンスを保持しているため、チャイルドシートがなくとも乗車することが可能です。乗車拒否をされることもありませんので、ご安心ください。

ただし、心配な場合はチャイルドシートがあるかの確認やレンタルなどをするとよいでしょう。

トラブルに遭ってしまった時の対処法

グアムは日本からも近く日本人観光客も多くいますが、海外であることに変わりはありません。日本には日本のルールがあるように、海外にも海外のルールがあります。また、盗難やぼったくりなどトラブルがまったく無いとは言い切れません。

万が一タクシーなどでトラブルに遭ってしまった場合は、どうしたらよいのでしょうか？

まずは、現地で滞在するホテルのタクシーカウンターや日本語対応ができるスタッフに助けを求めましょう。何があったのか、どのようなトラブルなのかを伝えます。

また、タクシーのドアには運転手の名前や車両ナンバー、タクシー会社名が表示されています。写真を撮って控えておくようにすると、後々忘れ物などを含めてトラブルが起きた際にも安心です。

自分で解決しようとするとトラブルが大きくなる場合もあるため、滞在先のスタッフやショッピングモールなどのインフォメーションカウンターなどに相談するようにしましょう。

信頼できるタクシーを利用して、移動を便利にしよう！

グアムでは空港とホテルの間だけではなく、各観光地やショッピングへの移動にもタクシーが便利です。流しのタクシーがいないことやチップ制度があることなど日本とは違う部分が多々あるものの、自由に移動ができる魅力があります。

日本との違いを理解しておけば快適に利用できるので、グアムでタクシーを呼ぶときの注意点や利用ルール、料金などは事前にチェックしておきましょう。

最高のグアム旅行にするためにも気になることや不安なことがあれば現地の観光案内所やホテルのスタッフに聞いてみるのもよいでしょう。