円安の影響が少ない旅行先はどこ？円安でも楽しめる海外旅行先11選

円安でも楽しめる海外旅行先11選

ここでは、円安でも楽しめる海外旅行先を11カ所ご紹介します。

円安での海外旅行では、行き先はもちろん楽しみ方にもコツが必要です。LCC（格安旅行会社）の利用のしやすさもお伝えするので、リーズナブルに旅行できるスポットをチェックしましょう。

グアム

グアムは円安の影響を受けにくいスポットの一つ。物価が高くなく、円安の昨今でも訪問しやすいエリアです。たとえば2025年1月時点、『ドンドンドンキ』における水500mlの販売価格は、91円換算となっています。『ペイレススーパーマーケット』では水500ml106円のため、店ごとによる大きな相違はないといえるでしょう。

またアメリカ本土とは異なり、チップ制度がほとんどない点も、リーズナブルな旅行を実現しやすいポイントです。

グアムでは多くのマリンアクティビティが展開されていますが、日本から予約できるものも多いのが魅力。日本語対応のサイトが多いため、英語が苦手な人でも安心です。また海や山などの自然が多いため、お金を使わずに楽しめるスポットを活用することで、円安の影響を抑えられるでしょう。

韓国

韓国は日本からの距離が近い国であり、2〜3時間程度のフライトで到着します。円安で航空券代が高騰した場合でも、ヨーロッパのような遠い国と比べると、移動コストを抑えやすいでしょう。

また米ドルに比べると、韓国ウォンは日本円との為替変動が穏やかな傾向に。まったく影響がないわけではありませんが、ドルやユーロと比較すると両替しやすいといえます。身近な国であることから、格安航空会社から出る飛行機が多い点も韓国ならではの強みです。

台湾

台湾のニュー台湾ドルも韓国ウォンと同様に、ドルやユーロと比べて為替変動が穏やかな傾向に。円安でも損を感じにくいのは、海外旅行において大きなメリットです。日本からの距離が近いため航空券代の影響が少ないのも、韓国と同様です。

また台湾は物価が日本よりやや安い地域もあります。地域を厳選して観光することで、食費・交通費などを抑えられるでしょう。また台湾旅行の醍醐味といえば、やはり食べ歩き。食べ歩き自体が食事のコストパフォーマンスが高いレジャーであるため、円安でも費用を抑えやすいといえます。

ベトナム

ベトナムは、東南アジアのなかでもとくに物価が安い国です。円安の影響を踏まえたうえでも、もともとの価格が低いため、リーズナブルな旅をかなえられます。数ある楽しみ方のなかでも、フォーやバインミーなどのローカルフードは、支出を抑えつつ現地らしさを味わえる方法です。

ベトナムドンと日本円との為替も比較的安定しているのも強み。宿泊代・移動費・レジャー代なども全体的に安価であり、円安であっても贅沢な体験ができます。ジップエアやベトジェットなどのLCCも多く、往復料金を抑えやすいのもベトナムの魅力です。

タイ

タイはベトナムと同様に、もともと物価が安い国です。観光大国であるタイですが、円安を加味したうえでも食費・宿泊費・移動費などを抑えられます。たとえばタイ観光で人気の屋台飯は、300〜500円前後でお腹いっぱい食べられるほど。

円安でも満足感が高い海外旅行をしたい人には、外せない選択肢といえるでしょう。タイバーツの為替変動も比較的安定しており、LCCも充実しています。東南アジア各国のなかでも、タイ行きの航空券は比較的安く手配しやすい傾向にあります。

マレーシア

マレーシアもベトナムやタイと同じく、東南アジア内で物価が安い国です。タイよりは若干物価が高いエリアもありますが、それでもワンコイン程度で食事が楽しめます。そしてマレーシアといえば、都市と自然のバランスが優れた国でもあります。

ペナン島やランカウイ島など、自然豊かなリゾート地に滞在することで、ショッピングやグルメなどの費用を抑えやすくなるでしょう。為替も安定しており、LCCも充実。円安の海外旅行では、東南アジア各国の魅力がさらに引き立てられていることがわかります。

フィリピン

フィリピンも物価が安く、ホテル宿泊やグルメなどをリーズナブルに楽しめます。とくに贅沢なマッサージ・スパは旅行者に人気が高く、円安でも比較的安い価格で体験できるでしょう。片道約4〜5時間と比較的近い国で、航空券代が高騰しにくいのも魅力です。

またフィリピンは世界的なリゾート地でもあります。とくにセブ島やボラカイ島などのスポットでは、自然のなかでのんびり過ごすだけで充実感を得られます。「円安でもゆったりと特別感のある体験をしたい！」と思っている人におすすめです。

オーストラリア

「オーストラリアは物価が高い」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。実はオーストラリアは、円安でも工夫次第でリーズナブルに楽しめるスポットです。理由としてまず挙げられるのが、オーストラリアドルの為替変動の穏やかさ。米ドルと比べると穏やかな傾向にあり、急激なレート差による高騰リスクが低い傾向にあります。

オーストラリアは、都市部と自然が豊かなエリアに分かれています。グレートバリアリーフやエアーズロックなど、自然資源を中心とした観光をすることで、費用も抑えやすくなるでしょう。ただし外食の費用は高めであるため注意です。

中国

国土の広い中国は、エリアによって物価の差が大きい国の一つです。都市部では物価が高い場合でも、地方都市やローカルエリアでは驚くほど物価が安いケースがあります。物価が安いエリアでは、ワンコインあれば十分な食事がとれるほどです。

円安の現在においても、人民元は大きく高騰しておらず、比較的安定しています。LCCを利用すれば、時期によって往復4万円以内で来訪できることも。また中国はキャッシュレス社会が進んでいるため、事前に日本人観光客向け決済サービスを用意することで、現地通貨を両替する機会を減らせます。

メキシコ

メキシコは、エリアにもよりますが国としては、もともと物価が安い国として知られています。日本の半分程度の物価であるため、あらゆるレジャーにおいて費用を抑えられるでしょう。観光施設の入場料やツアー代も安いのがうれしいポイント。

地下鉄やバスなどの公共インフラも50〜100円程度で利用できるのですから、物価の安さに驚かされますよね。チップ文化はありますが、総額でも他国と比べてリーズナブルな傾向に。とくにグルメが好きな人にとっては、コスパ抜群の美食の旅を楽しめるでしょう。

インドネシア

物価が安い東南アジアのなかでも、外せないのがインドネシアです。インドネシアでは、ローカルフードが1食300〜400円程度、マッサージが1,000円程度、宿泊施設も5,000円前後で楽しめます。

高級なホテルやヴィラでも1万円代～という破格であるため、円安であっても贅沢感のある滞在をかなえられるでしょう。ビーチや寺院など、お金を使わずに観光できるスポットが多いのも魅力。LCC利用もできるため、距離と比べてコスパが良い「穴場の海外旅行先」といえます。

円安でもお得に海外旅行を楽しむコツ

「円安で海外旅行は割高かも…」と不安に思っている方も多いはず。ここでは、出発前から意識しておきたい“円安でもお得に旅するコツ”をご紹介します。為替や支払い方法、航空券の選び方などを見直して、賢く海外旅行を楽しみましょう。

クレジットカードは為替手数料を意識する

円安時は、クレジットカードの為替手数料が見逃せないポイント。円安になると基本的に支払額が増えるため、手数料の割合が大きく感じやすいものです。

カード会社によって異なりますが、手数料は1.5〜4％程度。円安での支払金額が増えると手数料も増え、費用が大きいと感じやすくなります。旅行前に、手数料が低めのカードを調べて選んでおくと、トータルの節約につながります。

格安航空券サイトやLCCを利用する

フライトに格安航空券サイトやLCCを利用することでも、円安時の海外旅行費用を抑えやすくなります。

ただしLCCの場合は、機内サービスが少ない、有料である、到着空港が市街地から離れているなどの注意点もあるため、旅のスタイルに合わせて検討しましょう。

価格だけでなく、移動時間や快適さも含めてバランスよく選んでみてくださいね。

現地での支払いは現金よりキャッシュレスを活用

円安でもお得に海外旅行を楽しむためには、現地での支払いはキャッシュレスを利用しましょう。クレジットカードや電子マネーを利用することで、両替手数料が節約できポイントも貯まるものもあるため、円安の影響を受けにくくなります。

とくに中国や韓国ではキャッシュレス化が進んでいるため、クレジットカードや電子マネーでの決済がおすすめ。悪いレートで両替してしまうリスクも防げます。

円安でも楽しめる国はたくさんある！

今回は円安の影響が少ない旅行先をご紹介しました。数ある国のなかでも、おすすめしたいのはグアム。グアムには消費税がかからないため、お得にショッピングを楽しめます。

またグアムでは輸入品への関税もかかりません。どのお店でも免税店として購入できるため、ほかの国よりも満足感の高いショッピングがかなえられるでしょう。さらにグアムはチップ文化がほぼないため、予想外の出費が少ない点も魅力です。

『& Guam』では、グアムに関連するさまざまな情報を発信しています。以下の記事では、グアムの最新の物価情報を紹介中です。今回の記事とあわせて、ぜひ参考にしてくださいね！

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