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Others 2025.05.23

グアムのバス|グアム旅行でおすすめの移動手段「赤いシャトルバス」とは

グアム旅行の移動手段の定番「赤いシャトルバス」

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赤いシャトルバスは、グアム旅行における移動手段の定番です。今回は、グアム内を効率的に観光するためには欠かせない、赤いシャトルバスについてご紹介します。赤いシャトルバスを乗りこなして、グアムの各スポットを賢く巡りましょう。

赤いシャトルバスとは

画像出典:グアム政府観光局

赤いシャトルバスとは、グアムの主要観光エリアを中心に運行する交通機関です。名前の通り真っ赤な車体が特徴的なバスであり、ホテルやショッピングスポットなどを結ぶ路線を運行しています。

以下に、赤いシャトルバスのチケットの種類・価格・曜日を表でご紹介します。

チケットの種類価格
1日券(回数券)12歳以上:7$
6~11歳:7$
1日券(乗り放題)12歳以上:15$
6~11歳:7$
2日間券(乗り放題)12歳以上:20$
6~11歳:10$
3日間券(乗り放題)12歳以上:25$
6~11歳:12$
4日間券(乗り放題)12歳以上:30$
6~11歳:15$
5日間券(乗り放題)12歳以上:35$
6~11歳:17$
チャモロビレッジナイトマーケットシャトル往復券※水曜のみ運行12歳以上:15$
6~11歳:8$
デデド朝市シャトル往復券※土曜のみ運行12歳以上:20$
6~11歳:10$

※5歳以下は無料 ※2025年5月時点

以下の記事では、赤いシャトルバスの路線ごとの停車駅・時刻表・チケットの購入方法・乗車方法などを詳細にまとめています。今回の記事とあわせて参考にしてください。

赤いシャトルバスを利用するメリット

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ここでは、グアムで赤いシャトルバスを利用するメリットをご紹介します。赤いシャトルバスは、グアム観光におけるアイコン的存在でもあります。見た目が目立つだけではなく、赤いシャトルバスならではの便利な役割や活用方法があるんですよ。

メインの区間が定額で利用できる

赤いシャトルバスのメリットとして、メインの区間が定額で利用できることが挙げられます。赤いシャトルバスの乗り放題券を利用することで、指定の路線に何度でも乗り降りが可能です。たとえばタモン街からショッピングセンター、ホテル間などをリーズナブルに移動できます。

乗り放題券は北廻り・南廻りともに適用されるため、宿泊するホテルを中心とした観光プランを考えやすいのも魅力。もちろん決まった区間だけ1回ずつチケットを購入することもできるので、自分好みのプランニングに柔軟に取り入れられます。

定期的に運行されているため計画的に利用できる

定期的に運行されているため、計画的に利用しやすいことも赤いシャトルバスのメリットです。たとえば毎日運航している「タモンシャトル」を例に挙げ、グアムでも人気のリゾートホテル「ヒルトングアム」の停留所をピックアップしてみます。

  • 1便:9:18
  • 2便:10:03
  • 3便:10:48
  • 4便:11:33
  • 5便:12:48
  • 6便:13:33
  • 7便:14:18
  • 8便:15:03
  • 9便:15:48
  • 10便:16:33
  • 11便:17:18
  • 12便:18:03
  • 13便:18:48
  • 14便:19:33
  • 15便:20:43
  • 16便:21:18

上記のように、1時間に1本以上の本数でシャトルバスが到着してくれるため、効率的に利用することで観光時間の短縮が期待できます。

観光地へのアクセスが簡単

赤いシャトルバスは、グアムの人気観光地へのアクセスが簡単になることもメリットです。以下に、赤いシャトルバスに登録されている停留所の一例を記載します。

【ホテル例】

  • ザ ツバキ タワタワー
  • リーガロイヤル ラグーナ
  • ヒルトングアム
  • ホテルニッコーグアム など

【ショッピングスポット例】

  • グアムプレミアアウトレット
  • Kマート
  • JPスーパーストア前
  • マイクロネシアモール など

【観光スポット例】

  • デュシットビーチ
  • イパオパークチャモロビレッジ
  • チャモロビレッジデデド朝市
  • デデド朝市 など

もちろん上記以外でも、グアムで有名なホテルやスポットに停まります。行き先の近場の停留所を目的地にすることで、賢く観光スポットを巡れるでしょう。

公共交通機関よりもシンプル

他国の公共交通機関よりもシンプルな仕組みであることも、赤いシャトルバスのメリットです。赤いシャトルバスは、グアム唯一の公共交通手段。グアムと同じく人気の観光地であるハワイや韓国には、日本と同様に電車やバスが複数通っています。

一見すると「赤いシャトルバスだけでは不便なのでは?」と感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

慣れない海外では、インフラの数が多いほど料金システムや仕組みを理解するまでに時間がかかります。グアムでは観光客向けの主要インフラが赤いシャトルバスに限定されているからこそ、道に迷ったり乗換に迷ったりなどのトラブルを防げるといえるでしょう。

安全に利用できる

赤いシャトルバスの大きな魅力として挙げられるのが、安全性です。赤いシャトルバスを利用する乗客のほとんどは観光客であり、基本的にローカルは利用しません。そのためローカルルールに身構えることもなく、ドライバーも観光客への対応に慣れています。

またグアム自体が日本人に人気の観光地であるため、必然的に赤いシャトルバスの利用客も日本人が多い傾向に。異国の地にいながらも、安心して利用できます。また日本から予約できる公式サイトには日本語の表記があり、外国語サイトよりも不安なく操作できるのもメリットです。

赤いシャトルバスを利用するときの注意点

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ここでは、グアムで赤いシャトルバスを利用する際の注意点をご紹介します。赤いシャトルバスはホテル間の移動やショッピングに最適だからこそ、便利さに甘えていると思わぬ落とし穴が。運行時間や時刻表などをあらかじめチェックして、安心安全のシャトルバスを楽しみましょう。

運行時間が限られている

赤いシャトルバスは、運行時間が限られています。交通事情によって多少のズレはありますが、基本的には9:00〜21:30が目安です。たとえばタモンシャトルの北廻りの場合、もっとも早い停留時間は「星野リゾートリゾナーレグアム停留所」の9:07(1便)。もっとも遅い停留時間は「ロッテホテル停留所」の21:49(16便)となっています。

停留所によってはラストの15・16便自体がなく、20:30前に最終停留時間となることもあります。また「ショッピングモールシャトル」や「チャモロビレッジナイトシャトル」などでは、より早い時間に最終便が終わるため注意しましょう。

混雑する場合がある

赤いシャトルバスは、時間帯やシーズンによって混雑する場合があります。赤いシャトルバスの利用者の多くは観光客のため、ゴールデンウィークや夏休みなどのオンシーズンでは、シャトルバス内や停留所も混みやすくなると考えられます。

バス内が満員の状態では、座席に座れずに立ったまま乗車することも。とくに体力を温存したい日や、ビーチで遊んで体が疲れている日などは、座ってゆっくりとは移動できない可能性を加味しておきましょう。状況によっては、タクシーやレンタカーを利用するのもおすすめです。

以下の記事では、タクシーやレンタカーの予約方法や料金目安などについて解説しているので、気になる方はご覧ください。

時刻表や乗り場に注意する必要がある

赤いシャトルバスを利用する際は、時刻表や乗り場に注意する必要があります。停留所はスポットごとに立地が異なり、すべての停留所がわかりやすい場所にあるわけではありません。たとえば停留所によっては、ホテルの反対側の道からでないと乗車できない場合もあります。

スムーズに乗車できるように、あらかじめ停留所の場所をチェックしておき、時間に余裕を持って向かいましょう。また電子チケットを購入した際は、乗車時にチケット表示ができないと利用できないため、画面の準備もしておくと安心です。

グアムでの現地移動は赤いシャトルバスで

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今回は、グアムの代表的な移動手段である赤いシャトルバスについてご紹介しました。

赤いシャトルバスは、ホテルやショッピングスポット、観光スポットなどを効率的に周れるのが魅力です。あらかじめ停留所の場所や時刻表を確認することで、より安心かつスムーズな移動がかなえられます。

とくに免許を持っていない人や、タクシーでのやり取りが不安な人にとって、赤いシャトルバスは生命線ともいえる交通インフラです。プランニングに合わせた活用を検討し、賢く便利な移動につなげていきましょう。

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Writer

&Guam編集部

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