初心者さん必見！海外旅行でスマホは使える？海外でスマホを使う方法＆注意点

期間別！おすすめの通信方法を比較

旅行の期間に応じて、最適な通信方法を選ぶと安心です。

2〜3日の短期旅行はWi-FiレンタルやeSIM、1〜2週間の中期旅行も同様に便利。数ヶ月以上の長期滞在では現地契約や現地SIMカードがおすすめで、海外旅行中もスマホを快適に使えます。

参考出典：https://kakaku.com/mobile_data/world-wifi/world-esim/

目的	2~3日の短期旅行	1~2週間の中期旅行	数ヶ月以上の長期滞在
通信方法	・Wi-Fiレンタル ・eSIM	・Wi-Fiレンタル ・eSIM	・現地契約 ・現地SIMカード
料金相場	Wi-Fiレンタル： 1,000〜3,000円 eSIM： 1,000〜2,000円	Wi-Fiレンタル： 5,000〜8,000円 eSIM： 3,000〜7,000円	月額制： 5,000〜10,000円 （データ容量や契約内容による） 現地SIMカード： 期間やプランによる
通信速度	◎	◎	◯
安全性	◯	◯	◎

2~3日の短期旅行：Wi-Fiレンタル / eSIM・SIMカード

2〜3日程度の滞在であれば、手軽に使えるWi-FiレンタルやeSIMがおすすめです。

グループ旅行なら割り勘でお得になるWi-Fiレンタル、個人なら荷物にならないeSIMや、いつものスマホがそのまま使える海外ローミングが便利です。

短期間であればローミング料金もそこまで高額にならないため、「楽さ」を優先するのも一つの手です。

1~2週間の中期旅行：Wi-Fiレンタル / eSIM

1〜2週間程度の中期旅行では、データ通信量が増えるため、コストパフォーマンスを重視しましょう。Wi-FiレンタルやeSIMの大容量プランなら、地図やSNSなどを気兼ねなく使えます。

滞在が長くなるほど、日額制のローミングよりも、プリペイド式のSIMやeSIMの方が割安になる傾向があります。

数ヶ月以上の長期滞在：現地契約

留学や長期出張など数ヶ月以上の滞在では、現地の携帯キャリアと直接契約するか、期間の長いプリペイドSIMを利用するのが一般的です。

現地契約であればデータ容量や通話プランを自分の滞在スタイルに合わせて選べ、長期間でもスマホのコストを抑えながら安定した通信環境を確保できます。

日本の契約をローミングで使い続けると非常に高額になるため、現地の居住者向けのプランを契約することで、コストを大幅に抑えながら安定した通信環境を確保できます。

人数別！おすすめの通信方法を比較

旅行人数によっても、最適なスマホの通信方法は異なります。1人旅、カップル・家族旅行、グループ旅行など、それぞれでどの通信方法がおすすめかをチェックしておきましょう。

目的	1人旅	カップル・家族旅行	グループ旅行
通信方法	・eSIM ・SIMカード	・Wi-Fiレンタル（シェア）	・個別でeSIM・SIMカードを購入 ・Wi-Fiレンタル（シェア）
料金相場	約1,000〜2,500円/日	約1,000〜3,000円/日	約1,000〜2,000円/人/日
通信速度	◎	○	◎
安全性	○	◎	◯

1人旅：eSIM・SIMカード

1人旅で最も重視したいのは、「身軽さ」と「いざという時の安全性」。そのため、1人旅の場合には、eSIMや現地SIMカードの利用がおすすめです。

Wi-Fiルーターを持ち歩く場合、予備バッテリーも含めると荷物が増えるだけでなく、万が一ルーターの充電が切れると、地図も翻訳も使えず孤立してしまいます。

その点、eSIMや現地SIMカードなら、スマホの充電さえあれば常に通信可能。現地の電話番号が取得できる現地SIMカードであれば、現地の配車アプリや予約サービスを使う際も、スムーズなケースが多いです。

カップル・家族旅行：Wi-Fiレンタルしてシェア

カップルや家族での旅行では、Wi-Fiルーターをレンタルして通信をシェアするのがおすすめです。

Wi-Fiルーターのレンタルは、コストパフォーマンスに優れています。 

例えば1日1,000円のルーターでも、4人家族で使えば1人あたり250円。全員分の現地SIMカードやeSIMを個別に買うよりも、圧倒的に安く済みます。

また、IT機器に詳しくない家族がいる場合も大きなメリットがあります。代表者がルーターを1台管理して電源を入れておけば、他の家族はパスワードを入れるだけでOK。

お子さんのタブレットやゲーム機も同時につなげられるため、家族全員の通信環境を一台でまるっと解決できるでしょう。

友人とグループ旅行：eSIM・SIMカード / Wi-Fiレンタルしてシェア

友人とのグループ旅行では、「別行動をするかどうか」で判断が変わります。

一緒に行動するならWi-Fiレンタルのシェアがお得ですが、友人同士だと「買い物中に少し別れる」「トイレに行く間にとはぐれる」といったことが意外と起こる可能性も。

ルーターを持っている人と離れた瞬間、LINEや通話ができなくなるのはリスクです。

おすすめは、「Wi-Fiルーターをメインにしつつ、予備で安いeSIMを入れておく」などのハイブリッドな使い分けです。

あるいは、割り勘の手間や別行動のリスクを考えて、最初から全員が個別にSIMを用意するのも、自由度が高くストレスフリーな選択肢と言えるでしょう。