
画像出典:グアム政府観光局
Others 2025.09.14
グアムの電圧は日本と同じ?変圧器の必要な製品やコンセントの形状
目次
グアム旅行をするなら、電圧事情も要チェック!

海外旅行の準備で注意したいポイントの一つに、行き先の電圧が挙げられます。日本の電圧の100Vは、実は世界的に見ると比較的低い数値です。多くの国が、日本よりも高い電圧を使用しています。
今回は海外諸国のなかでも、日本人に人気の旅行先である「グアム」の電圧についてご紹介します。充電器やモバイルバッテリーなど、旅行先ではコンセントも何かと入り用ですよね。グアムの電圧事情を学び、安心した滞在につなげましょう。
グアムの電圧について

ここでは、グアムの電圧に関する基本的な情報をご紹介します。事前にポイントを抑えておくことで、渡航時に必要なものが明確になり安心です。自分の持っているものを確認しておきましょう。
電圧は日本より高い110〜120V
まず確認したいのが、電圧です。グアムの電圧は、110〜120V。日本の100Vより高いため、そのまま挿しただけでは使えません。電圧が異なる場合には、変圧器を通すことで安全に使用することができます。変圧器を使わず使った場合、電化製品が壊れたり、火災の原因になったりといった危険が考えられます。
変圧器は、ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店や、ホームセンターなどで購入できます。また空港内でも購入できるため、買い損ねてしまった場合はチェックしてみましょう。
プラグ(コンセント)の形状は日本と同じAタイプ
次に確認したいのが、コンセント(プラグ)の形状です。コンセントは国ごとにさまざまなタイプがありますが、グアムのプラグは日本と同じAタイプ。私たちが普段から見慣れている「縦長の穴が2つある形状」です。
一見するとそのまま挿して使えるように見えますが、前述の通り日本とグアムとでは電圧が異なるため、「変圧器を通してプラグに挿して利用する」必要があります。
海外対応の家電ならそのまま使える
海外旅行に頻繁に行く人は、海外対応の家電製品を購入しておくのも一つの手段。最近では、海外対応の製品も増えてきていて、日本でも購入することができます。海外対応製品であれば、もちろんグアムでも問題なく使えます。もし持って行くのを忘れてしまった場合には、ヴィレッジ・オブ・ドンキやKマートなどで、現地調達も可能です。
ただし国によって、海外対応の家電製品であっても、コンセントのタイプが異なる場合など使えないこともあるため、自分に合った方法を選択していきましょう。
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変圧器は必要?各家電製品について

ここでは、各家電製品における変圧器の必要性についてご紹介します。前項でも触れましたが、海外対応の家電製品であればもちろんそのまま利用可能です。スマホの充電器やドライヤーなど、日本から持ち込む可能性が高い電化製品の取り扱いについてチェックしていきましょう。
スマートフォンやパソコンの充電
スマホやパソコンの多くは、グローバル規格に対応している傾向にあります。基本的には100〜240Vに対応している製品が多いため、グアムの110〜120Vももちろん範囲内です。
つまり日本から持ち込んだプラグで充電しても問題がないケースが多いでしょう。今一度利用している充電器の詳細情報を調べ、「INPUT:100〜240」のような表記があることをチェックしてください。
一眼レフやミラーレスカメラ
一眼レフやミラーレスカメラの充電器も、スマホ・PCと同様に、グローバル規格の製品が多い傾向にあります。100〜240Vと記載されていれば、変圧器を使わずにそのまま充電できます。
ただし、リーズナブルなデジタルカメラや充電式のインスタントカメラなど「比較的カジュアルに使えるタイプのカメラ」は、対応電圧が日本の100Vであることも。カメラなら何でも大丈夫というわけではないので、アダプターや商品情報を確認しましょう。
電気シェーバー・電動歯ブラシ
日本航空(JAL)によると、電気シェーバーや電動歯ブラシなどの小型電化製品の場合、「短時間であれば問題なく使用できる」とされています。
ただし長時間使うと本体が熱くなり、故障の原因に。長時間の充電の危険も無視できないといえるでしょう。より安全に利用したいのであれば、やはり変圧器を準備するのが確実です。
ヘアドライヤー・ヘアアイロン
ヘアドライヤーやヘアアイロンは、普段から愛用している製品を持参したい人も多いでしょう。どちらも消費電力が高いため、海外対応製品ではない場合は電気シェーバーとは異なり「グアムで利用する際は変圧器が必須」となります。
とはいえ一般的なドライヤーの消費電力は1,200W程度。変圧器を用意する際は、少なくとも1,500W以上に対応している製品が必要です。それほどまでに大容量の変圧器の場合、値段も高額になりやすく、サイズも大きくなります。値段・荷物の両方の観点から、「海外で使える製品を買ったほうがいい」と判断されるケースも多いようです。
海外対応の家電かどうかを調べる方法は?

ここでは、海外対応の家電製品かどうかを調べる方法についてご紹介します。特に海外旅行に慣れていない人にとっては、「本当に現地で使える?」「変圧器が合っていなかったら事故になる?」と不安になりますよね。家電製品の対応電圧を確認する方法を知り、安心安全な滞在につなげましょう。
本体やアダプターのラベルをチェックする
海外対応の家電製品かを調べる際は、本体のアダプターのラベルをチェックするのが一番手っ取り早い方法です。本体やアダプターには、必ず入力電圧や周波数が記載されています。
「100-240V 50/60Hz」と記載されていればグローバル規格と考えて問題ありません。一方で「100V 50/60Hz」と記載されていれば日本専用の可能性が高いため、変圧器が必要になります。
説明書や製品の公式サイトを確認する
説明書や製品の公式サイトにも、その家電製品が海外で使えるかどうかが記載されています。公式情報では利用可能な電圧・周波数だけではなく、利用可能の国について記載されていることも。
アダプターやラベルが見にくい場合は、自己判断せず公式情報をチェックしましょう。特に公式サイトでは最新情報が反映されやすいため、確実性が上がります。
不安なときはメーカーや販売店に問い合わせる
読み方がよくわからなかったり、自分の判断に不安があったりする場合は、メーカーや販売店に直接問い合わせるとより安心です。問い合わせは、海外で使用可能かを知るための最も確実な方法といえるでしょう。
製品名や型番だけを控えておけば、詳細な情報や必要な変圧器の特徴も教えてもらえます。特にドライヤーのような高出力家電を持ち込む際は、プロに確認するのが安全です。
変圧器の選び方と注意点

ここでは、変圧器を選ぶ方法や注意点をご紹介します。日本で普通に生活しているだけでは、変圧器を買う機会も使う機会もなかなかありませんよね。海外旅行を機に、生まれて初めて変圧器を購入するという人も多いはず。変圧器を選ぶポイントを知り、滞在先に合った製品を選んでいきましょう。
消費電力(W)に対応しているか
変圧器を選ぶ際は、消費電力(W)に対応しているかどうかを確認してください。ピッタリの数値ではなく、余裕を持って対応できる容量を選ぶ必要があります。
一般的には、最低でも「消費電力×1.25倍」のW数が必要です。もちろん上限の数値が多いほど安心感は上がります。
連続使用時間が目的に合っているか
変圧器には、連続使用可能時間が定められています。多くの場合、30分〜1時間程度の制限であることが一般的です。
たとえば加湿器や電気ポットなどは長時間使用するシーンが多いため、変圧器選びも慎重になる必要があります。製品の過熱や故障を防ぐためにも、使用時間に見合った変圧器を選びましょう。
対応電圧・周波数がグアムに対応しているか
渡航前は、あらためて「グアムの対応電圧・周波数」を要チェック。重ねてお伝えしますが、グアムの電圧は110〜120Vで、周波数は60Hzです。
電圧はもちろん、周波数の違いによっても一部機器(電動時計やモーター式家電製品など)が正しく動作しない場合があります。
現地で焦らないためにしっかり準備しておこう!

今回は、グアムの電圧や変圧器についてご紹介しました。電圧に関する準備が不足していると、宿泊施設のコンセントプラグを壊してしまう場合もあります。さらに火災の原因になれば、楽しいはずの旅行が一転してしまいます。
現地で焦らないためにも、持ち込み予定の家電製品をチェックし、必要な物を確認しておきましょう。
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