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Others 2025.08.15

【入国審査】聞かれることや審査に引っかかる理由を事前に知っておこう!

目次

入国審査で聞かれること

旅行

入国審査では「渡航目的」「滞在期間」「滞在先」などの基本情報がよく聞かれます。不審な点があると追加質問があるため、緊張せずスムーズに答えられるよう準備しておくことが大切です。事前に答えをイメージしておくと、より自信を持って対応できます。

What is the purpose of your visit?|訪問の目的は?

入国審査で必ずといっていいほど聞かれるのが「What is the purpose of your visit?(訪問の目的は?)」という質問です。観光、ビジネス、留学、親族訪問など、目的に応じてシンプルに答えましょう。

観光なら「Sightseeing」や「I’m here for vacation.」と伝えればOKです。出張であれば「仕事です(Business)」など、明確な目的を一言で伝えるとスムーズ。ただし短い滞在でビジネス用のビザを取得せずに入国する場合には、出張であっても、観光目的だと答えましょう。取得しているビザと目的が一致しない場合や、答えに詰まってしまうと不審に思われますので、あらかじめ英語で答えを準備しておきましょう。

How long will you stay?|滞在期間は?

滞在期間を尋ねられたら、具体的な日数や帰国予定日をはっきり伝えることが大切です。例えば「I’ll stay for 7 days(7日間滞在します)」や「I’ll leave on July 25th(7月25日に出発します)」など、シンプルでわかりやすい答えを用意しましょう。

帰りの航空券を持っていると、審査もスムーズに進みやすくなります。正確な情報を伝えることで、審査官の信頼を得やすくなるのもポイントです。

Where will you stay?|どこに泊まるの?

入国審査では「どこに泊まりますか?」と聞かれることが多いです。ホテル名や住所、予約確認がある場合はその情報を伝えましょう。数か所に滞在する場合は1つ目のホテルを言えばOKです。

英語で答えるなら 「I will stay at the Hilton Hotel.”」や 「My hotel is in downtown Tokyo.”」とシンプルに伝えられます。滞在先が明確であることは審査官に安心感を与えるために重要です。予約確認書や住所を控えておくと質問にスムーズに答えられます。

Do you have a return ticket?|帰りのチケットはある?

多くの国の入国審査では、帰国や他国への出国が確実であることを確認するために「Do you have a return ticket?(帰りのチケットはありますか?)」と尋ねられます。ここでは実際に往復の航空券を持っていることが重要です。

片道切符だけだと、滞在目的が疑われ入国審査で引っかかるリスクが高まることもあります。準備したチケットの予約確認書やeチケットをすぐ提示できるようにしておくと安心です。

What do you do(for work)?|職業は?

入国審査で「What do you do (for work)?(職業は何ですか?)」と聞かれることがあります。これは滞在目的や滞在資格を確認するためです。

会社員なら「I work for ○○ company.(○○会社で働いています)」、学生なら「I’m a student.(学生です)」などと簡潔に答えましょう。職業によってはビザの種類や滞在許可に影響があるため、正直に伝えることが大切です。

入国審査でトラブルを防ぐためのポイント

空港
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入国審査でトラブルを防ぐためには、落ち着いて正直に答えることが重要です。必要書類を準備し、質問には簡潔かつ明確に対応しましょう。スマホやSNSの情報も審査官がチェックすることがあるため注意が必要です。

落ち着いて簡潔に回答すること

緊張を和らげて落ち着いて質問に答えることが重要です。焦って長く話すと、かえって不信感を抱かれることもあるため注意しましょう。質問には簡潔かつ明確に答え、余計な説明は避けるのがポイント。

例えば「観光です」「3日間滞在します」など、わかりやすい短い表現を使うと審査官に伝わりやすくなります。事前に答えを準備しておけば、自信を持って挑むことができるはずです。

帰りの航空券やパスポートを準備しておく

海外渡航時は、帰りの航空券やパスポートをすぐに提示できる状態にしておくことが重要です。審査官は滞在期間の確認や帰国の意思を確認するためにこれらの書類を求めることが多いため、スムーズに取り出せる場所に保管しましょう。

航空券は電子チケットのスクリーンショットや印刷物でも問題ありません。肩がけのカバンに携帯や書類を入れておけば、入国審査を円滑に進めることができるでしょう。

スマホやSNSの情報にも注意する

近年、入国審査ではスマホやSNSの情報もチェックされることがあります。SNSに投稿した内容やスマホ内のデータが渡航目的や滞在期間と矛盾していると、審査官に疑われることも少なくありません。

旅行計画に沿った情報発信を心がけ、プライバシー設定を見直しておくと安心です。不要なトラブルを避けるためにも、スマホの扱いには慎重になりましょう。日頃から情報管理を意識しておくことで、入国審査の不安を減らすことができます。

英語が苦手でうまく答えられるか不安…

英語のノート
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英語が苦手でも心配いりません。入国審査ではシンプルな英語が基本で、ゆっくり話してくれることがほとんどです。わからなかったり聞き取れなかったりした場合は、遠慮せずに「Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)」や「Pardon?(すみません、もう一度お願いします)」と聞き返しましょう。

質問に対しては簡単な英語や短いフレーズで答えても問題ありません。例えば「Sightseeing(観光)」「3days」「Hilton Hotel」など単語だけでも伝わるので問題ありません。自信を持って対応すれば、きっとスムーズに審査を終えられますよ。

入国審査に引っかかる理由とは?

旅行バッグ
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入国審査で引っかかる主な理由には、ビザやESTAの不備、片道航空券だけの所持、滞在目的が曖昧であること、持ち込み禁止品の所持、過剰な現金の携帯、不法就労の疑い、そして怪しい服装や態度などがあります。これらに注意することでスムーズな通過が期待できます。

ビザ・ESTAに不備がある

ビザやESTA(アメリカ渡航に必要な電子渡航認証)の不備は、渡航そのものができなくなる重大な原因です。申請内容に誤りがあり承認されていなかったり、期限切れに気づかず空港に向かったり、そもそも申請を忘れているなど意外とたくさん発生しています。

必要な入国書類が揃っていない場合は、出発前に日本の空港で搭乗を断られます。入国審査以前に出発ができなくなるため、渡航前の確認は必須です。

特に初めて渡航する方は、取得方法や有効期限や申請のタイミングなどをしっかり把握しておきましょう。

片道航空券しか持っていない

片道航空券しか持っていない場合、入国審査で滞在の意思が疑われやすく引っかかる原因になります。特に観光や短期滞在のビザ免除国では必ず帰国の証明が求められるため、帰りの航空券や他の出国予定を示す書類が必要です。

予約確認書などを準備し、審査官に安心感を与えましょう。航空券だけではなく、滞在スケジュールを説明できるようにしておくのも有効です。状況によっては帰国の意思を示すための追加質問があることもあります。

滞在の目的が曖昧

滞在の目的が曖昧だと、審査官から不信感を持たれやすく入国審査に引っかかる大きな理由になります。観光やビジネス、留学、親戚訪問など、具体的な目的をはっきり伝えることが重要です。

また滞在期間や訪問先、滞在先の住所なども準備して質問に明確に答えられるようにしましょう。これらをきちんと説明できると、安心感を与えスムーズな審査通過につながります。

持ち込み禁止品を持っている

各国には、法律で持ち込みが禁止されている物品があります。これらは主に、入国審査を終えた後の「税関検査」でチェックされますが、入国審査官からの質問で所持が判明した場合も大きな問題となります。薬物や武器はもちろん、特定の食品や動植物も対象です。

渡航前に禁止品のリストを必ず確認し、パッキングの際は十分注意しましょう。疑われる持ち物があれば正直に申告することも重要です。

現金を大量に所持している

多くの国では、規定額以上の現金を持ち込む際に税関での申告が義務付けられています。申告せずに多額の現金を持っていると、入国審査で不審に思われたり、その後の税関検査で不正資金の移動を疑われたりする可能性があります。

国によって基準額は異なるため事前に渡航先の規定を確認し、必要なら申告書を準備しましょう。安心して旅行するためにも現金は必要最低限にし、カードや電子決済も活用するのがおすすめです。

服装や態度が怪しい

審査官は、服装や態度にも目を光らせています。あまりにも派手な格好や、その場にふさわしくない服装は警戒の対象になることがあります。また、落ち着きがなかったり目を合わせなかったりすると、不審に思われる可能性もあるため注意が必要です。

近年、旅慣れたインフルエンサーでも入国拒否されるケースが増えています。年齢に見合わないブランドものをたくさん身に付けていたり、撮影用の洋服など荷物が異常に多いことで長期滞在を疑われ、入国できないことがあるようです。

入国審査をスムーズに通過するためには、清潔感のあるシンプルな服装を心がけリラックスした態度で対応するのがポイント。自然体で誠実さを伝えましょう。

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Writer

&Guam編集部

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