画像出典:グアム政府観光局
Others 2024.07.21
レンタカーでグアム観光!運転の注意点&予約場所を完全ガイド
目次
グアム観光はレンタカーが便利!

日本から約3時間で行けるグアム。青い空と海が広がる常夏の島は、長期休暇の旅行先としても人気で、日本からの観光客が多いことでも知られています。
グアムを観光する際、タモンエリアを中心に計画を立てる人が多いのではないでしょうか。
実は、グアムの魅力はタモンエリアだけではありません。レンタカーなどで行けるおすすめの場所も多く、車を運転できる人にとってはドライブも魅力的なアクティビティの一つとなります。
この記事では、グアムでのレンタカー観光に必要な情報や準備をまとめて解説します。少し足を伸ばして車で出かけることで、新たなグアムの魅力に出会えるでしょう。
グアムの観光にレンタカーがおすすめの理由とは

「日本とは違う環境での運転は不安……」と、海外旅行でのレンタカーを敬遠する人も多いかもしれません。
しかしグアム観光をするには、公共交通機関であるバスやタクシーよりレンタカーが便利!各ホテルなどでも、手配してくれるサービスがあるほどです。
ここでは、レンタカーでのグアム観光がおすすめの理由をご紹介します。
国際免許の手続き不要!日本の運転免許証で運転できる
海外では、交通安全や法的側面などから、一般的に国際免許が必要とされています。しかし、グアムでは国際免許が不要で、日本の運転免許証だけでレンタカーの運転が可能です。
グアム観光のためだけに、わざわざ国際免許を取らなくて良い点に加え、急遽レンタカーでの観光を決めても配車してもらえる点がメリットです。
なお、日本の免許証の有効期限が切れている場合や、国際免許証だけを持ってきて日本の免許証を忘れてしまった場合は、レンタカーの利用はできないので注意が必要です。
小さな島なので車で回りやすい
グアムは、兵庫県にある淡路島とほぼ同じ大きさといわれる、面積の小さな島です。規模が小さいためレンタカーで回りやすく、タモンエリア以外の観光スポットもたっぷりと楽しめるでしょう。
ドライブでグアムを一周するのに必要な時間は、約4時間から5時間程度といわれています。
レンタカーを使えば、ツアーや公共の交通機関での観光では見られない景色やお店なども、体験できるでしょう。
南部を中心に、交通手段が限られるエリアがある
観光地であるタモンなどにはバスやタクシーがありますが、グアムの南側を中心とした一部のエリアでは車以外の手段が限られているケースも多いです。
グアムの見どころは島全体にあるため、徒歩やバスだけでは、その一部分しか楽しむことができません。
レンタカーで自由に移動できると、余すことなくグアムの見どころを楽しめることに加え、効率良く観光スポットを巡れるでしょう。
ドライブに最適なコースが豊富
グアムは比較的道路が広く、さらに海に囲まれているため、ドライブに最適なコースが豊富です。オープンカーでヤシの木と海のそばをドライブ──。
そんな映画のようなシチュエーションも、レンタカーを借りれば実現できますよ。
特にグアム南部には、海沿いの道や左右を緑に囲まれた長い一本道など、魅力的なスポットがたくさん。南国ならではのドライブを思い切り楽しめます。
また、テイクアウトショップなどの休憩スポットが点在しているのも、嬉しいポイントです。
家族で大荷物の旅行でも安心して移動できる
グアムは、女子旅やカップルでの旅行だけではなく、親子や家族での旅行先としても人気です。家族旅行ではどうしても荷物が増えがちですが、レンタカーであれば大荷物でもスムーズに移動できます。
お子さん連れの場合、もし子どもが疲れて眠ってしまっても、車内でそのまま寝かせてあげることも。
そうすれば両親の負担も軽く、安心です。ご年配の方がご一緒でも、周りを気にせず自分たちのペースで移動できるため、親子での旅行や家族旅行にレンタカーはぴったりだといえるでしょう。
知っておこう!グアムで運転するときの注意点6つ

国際免許証が必要ないグアムですが、交通ルールは日本と異なるため、ある程度理解しておくと安心です。
レンタカーを借りる際に、レンタカー会社側で説明やわかりやすいイラストなどを用意してくれるケースがほとんどですが、事前にしっかりと確認しておきましょう。
右側通行・左ハンドル
日本では車の右側にハンドルがありますが、グアムは左側にハンドルがあります。また、グアムでは左側通行ではなく右側通行です。
日本とは逆なので、慣れていない人は混乱してしまう可能性があります。運転する際は、いつもよりもより注意することを心がけましょう。
またハンドルの位置だけではなく、ワイパーやウィンカーレバーの位置など、細かな部分も反対です。
誤ったウィンカーやライトなどの操作は事故にもつながることが多いため、こちらも注意が必要です。
速度表示はマイル
日本とアメリカではスピードの表記が異なり、グアムでは「マイル」で表示されます。普段kmの表記に慣れていると速度がわからなくなってしまうことがあるので、マイルの計算方法や制限速度を知っておくと便利です。
1マイルは約1.6km、制限速度は市街地で時速15マイル〜25マイル(約24km〜40km)程度、郊外で時速35マイル(約56km)程度です。
ただし場所によって一部変更されていることもあるので、レンタカー会社でしっかり説明を聞いたうえで、標識などの案内も確認するようにしましょう。
道路の中央に、イエローレーン(黄色い線で区切られた左折用の車線)がある
グアムには、比較的大きな道路にイエローレーン(黄色い線または鋲で区切られた左折用・合流用の車線)が設置されています。
このイエローレーンは走行用の車線ではないため、注意が必要です。左折する場合のみ、イエローレーンに車線変更して走行するようにしましょう。
また、このイエローレーンは道路の真ん中にあり、対向車線を走る車も同じように使います。衝突しないよう、対向車線にも気を配る必要があることを覚えておきましょう。
赤信号でも右折可能(ただし右折禁止の標識があることも)
日本とは異なり、グアムでは赤信号であっても右折が可能です。
ただし、赤信号時の右折を禁じる標識「No Turn On Red」が設置されている場合は、指示に従いましょう。
一部の道路で特別なルールや標識があるのは、日本と同じです。
スクールバスの赤色ランプが点滅中は、必ず停止(土日以外の平日)

グアムは人気の観光地ですが、同時に多くの人が生活する場所でもあります。そのため、平日の朝夕(通学・帰宅時間)には、島内で黄色のスクールバスが走っているのをよく見かけるでしょう。
このスクールバスに関するルールは、子どもたちの安全を守るためのもので、グアムの交通ルールの中でも特に厳格なものとして知られています。
スクールバスが子どもたちの乗降のために停車する際、バスの前方および後方で赤い「STOP」ランプが点滅します。
このランプが点滅し始めたら、後続車はもちろん、対向車線の車も(※中央分離帯がない場合)、バスが発車するまで必ず停車しなければなりません。
生徒が乗降している最中の追い越しは固く禁止されており、高額な罰金対象となります。
レンタカー会社によって年齢制限がある
グアムでは、国際免許を取得する必要がなく、18歳以上で日本の免許があれば借りられます。
「21歳未満で借りる場合は任意である保険への加入が必須になる」などレンタカー会社によってルールが異なります。年齢制限や条件はレンタカー会社により異なりますので、該当する人は事前に確認しておきましょう。
また、日本同様、後部座席も含め車内にいる全ての同乗者にシートベルトの着用が義務づけられています。
11歳以下が乗る場合はチャイルドシートまたはブースターシートも必要となるため、レンタカーを借りる際に確認し一緒に借りるようにしましょう。
レンタカーを借りる前にチェックしておくこと

ここでは、レンタカーを借りる前にチェックしておきたいことをご紹介します。注意点を確認しておき、レンタカー利用時のトラブルを防止しましょう。
運転免許証の有効期限
レンタカーを借りる際、運転免許証の有効期限の確認は重要です。必ず有効期限内の運転免許証を携帯しましょう。
また、レンタカーを借りる際に免許取得から1年以上経過していない場合、保険の内容が変わったり別途の料金がかかったりする可能性もあるため、注意しましょう。
保険の種類や補償内容
日本とは違う交通ルールや言語が使用されるグアムでは、何かあったときにトラブルにつながってしまうことも。
そのため、レンタカーを借りる際は保険に加入することをおすすめします。
保険に追加自動者損害賠償保険(LIS)、搭乗者損害保険/携帯品保険(PAI/PEC)などがあり、保険料や内容は契約するレンタカー会社などによっても異なります。
また補償範囲が違う場合もあるため、内容をよく確認しておきましょう。
予約の可否
レンタカーの利用を検討している場合は、予約ができるかどうかもあわせて確認しておきましょう。
事前に様々な手続きを行うことでスムーズに旅行を進められるなど、予約にはメリットが多いもの。また、早朝便などの場合は、カウンターが開いていない場合やカウンターに人がいない場合もあります。
そういったケースも踏まえて、事前予約をしておくと安心です。
インターネットでの予約に備え、利用可能なメールアドレスもあわせて準備しておくと良いでしょう。
日本人におすすめのレンタカー店4選|予約がおすすめ!

レンタカーでグアムを観光する場合、レンタカー会社選びはホテル選びと同じく重要なポイント。
海外旅行や海外でレンタカーを借りるのが初めての人は、どう選べば良いのかがわからず迷ってしまうことでしょう。
ここでは、予約が可能な日本人におすすめのレンタカー店を4つご紹介します。迷った場合は、この4選の中から選んでみてください。
ジャパン レンタカー(グアム本店)

パシフィックアイランドクラブの向かい側にあるジャパンレンタカー(グアム本店)は、24時間営業、年中無休のためいつでもレンタカーを借りられます。
グアム国際空港より車で8分とアクセスが良いので、タクシーなどでそのまま向かう人も多くいます。
支払いはカードのみですが、Visa・Mastercard・JCB・Diners Clubなど、ほとんどのカードを使えるのも嬉しいポイントです。また、豊富なレンタカーラインナップで、旅行の人数や用途に合わせて車を選べます。
タモン地区のホテルに滞在の場合は無料で往復送迎してくれるため、最初から最後まで安心して利用できるでしょう。
▶︎ 公式サイトをチェック
グアム ニッサン レンタカー

グアムニッサンレンタカーは、空港近くに営業所があり、グアム到着後すぐに利用できます。ジャパンレンタカーと同じく24時間営業、年中無休のためいつでも連絡が取れて安心です。
状況に応じて、多様な車種の中からラグジュアリー・ファミリータイプなど使いたい車を選ぶことが可能です。安全かつ、快適なドライブを楽しめます。
▶︎ 公式サイトをチェック
アラモ・レンタカー

世界最大のレンタカー会社グループの一つ、アラモレンタカー。
レンタル時に車の種類や色をご自身で選べる「アラモセレクト」や、24時間対応の「日本語アシストサービス」など、初めて借りる方でも安心のサービスが整っています。
世界中に営業所を持つグローバル企業だからこそ、海外でレンタカーを借りる際に起こりがちなトラブルや不安なポイントを熟知。
もしもの時も丁寧にケアしてくれる体制は、大きな安心材料です。
▶︎ 公式サイトをチェック
グアム国際空港ハーツレンタカー

ダラーレンタカーと同じくグアム国際空港内にカウンターがあり、空港到着後すぐに借りられるハーツレンタカー。
全車種禁煙車のため、幼い子どもがいる家庭や、レンタカーについたタバコの匂いが苦手な人でも安心して利用できます。
定期的に会員以外の人も利用できるキャンペーンも開催されており、お得に借りられる機会が多いのも特徴です。
また、『ウェスティンリゾート グアム』や『ハイアット リージェンシー グアム』にもレンタカーの営業所があり、宿泊している場合スムーズに手続きを行えます。
▶︎ 公式サイトをチェック
あわせて読みたい ▼ おすすめのレンタカーショップ・ドライブの魅力を詳しく!
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