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グアムと沖縄|旅行するならどっち?基本情報や費用を徹底比較!

グアムと沖縄…旅行先はどっちにしよう?

画像出典:グアム政府観光局

旅行に行くなら、海が綺麗なリゾートへ!

今回は、海がきれいな国内リゾートとして代表格の「沖縄」と、海外でありながら近くて人気の「グアム」を旅行先として徹底比較!どちらも美しい海、マリンスポーツ、おいしいグルメなど、魅力の詰まった場所ですが、大きな違いはやはり国内か海外か。ほかにも旅行費用や観光スポット、気候の違いなどもあります。

どちらにしようか迷っている人に向けて、グアムと沖縄の基本情報や費用、気候などを徹底比較します!ぜひ、チェックしてみてくださいね。

グアムと沖縄!基本情報で比較すると…?

まずは、グアムと沖縄の基本情報を比較!観光スポットの回りやすさやフライト時間、時差など、旅行するなら知っておきたい情報を解説します。とくに海で泳ぎたいと考えている人は、ベストシーズンのチェックは必須です。

レンタカー推奨で広く楽しめるのは沖縄!コンパクトに色々楽しめるのはグアム!

沖縄は、美ら海水族館や国際通り、北谷アメリカンビレッジなど多彩な観光スポットが集結しています。これらは中心地から離れた場所に点在しているので、レンタカーなどを利用した車移動がおすすめです。

グアムも見どころが盛りだくさんの島ですが各スポットがコンパクトに密集しているので、シャトルバスやタクシーでの移動でも十分回ることが可能です。レンタカーを利用すれば、タロフォフォ湾やイナラハン地区、海沿いドライブなどの南部観光もしやすくなりますよ。

沖縄グアム
地名那覇、恩納村、本部、北谷、名護、国頭タモン、ハガニア
観光スポット・国際通り
・首里城ガンガラーの谷
・おきなわワールド
・ひめゆりの塔
・北谷アメリカンビレッジ
・美ら海水族館
・古宇利島
・辺戸岬 など
・タモンビーチ
・恋人岬
・マイクロネシアモール
・アウトレット
・スペイン広場
・タロフォフォの滝
・バレーオブザラッテ
・海中展望台
・イナハラン天然プール
・ビキニアイランド など
宿泊メインエリア北部エリア

→恩納村を中心に読谷村〜本部がメインのリゾートエリア。那覇空港からは車でおよそ1時間~1時間40分、空港シャトルバスだと1時間半~2時間半程度
タモン

→空港より車で約10〜15分ほどで到着。空港送迎バスやタクシーなどを利用可能

その他の基本情報

基本情報沖縄グアム
日本アメリカ
言語日本語チャモロ語・英語
広さ約2,281㎢約520㎢
フライト時間 羽田~行き 約3時間帰り 約2時間半約3時間半
空港から街までの所要時間(宿泊エリアまで)車で約15分(那覇市)~約2時間(本部・美ら海水族館)車で約10分~15分(タモン地区)
平均旅行日数2泊3日〜2泊3日〜
時差約1時間

グアムと沖縄は国内と海外でありながら、フライト時間や時差、旅行日数などに大きな違いはありません。逆にいえば、少し足を伸ばせば海外旅行に行けるほど、日本とグアムは近い存在です。

しかし、沖縄はグアムの2倍以上の広さである点に注目!グアムはホテルが空港近くの繁華街に密集しているのに対し、沖縄はリゾートエリアが広く分かれていて、人気の美ら海水族館のある本部(モトブ)エリアには空港から車で約2時間、バスだと3時間かかります。バスだけでは行きづらいスポットも多いので、沖縄で観光スポットを多く回りたいと考えている場合はレンタカーでの移動が便利です。

グアムには繁華街を巡る赤いシャトルバスやタクシーアプリなどもあるので、レンタカーなしで楽しむこともできますよ。また、レンタカーを借りる場合でも、グアムは駐車料金がホテルやショッピング施設でもかからないのも嬉しいポイントです。

海で泳げるシーズンと気温は?

沖縄グアム
平均気温と遊泳期間夏:27〜31℃
冬:19〜23℃

→夏のみ遊泳可。冬は不可(11月~3月半ば)
25〜30℃の常夏

→通年遊泳できる
ベストシーズン梅雨明けの6月下旬~9月上旬がおすすめ(ただし7~9月は台風に注意)グアムは通年泳げるが、12~5月はとくにおすすめ

沖縄の海で泳げるベストシーズンは、夏場である6月下旬〜9月下旬です。この時期の気温は27〜31℃なので、海遊にはぴったりのシーズンといえるでしょう。一方のグアムは年間を通して気温が25〜30℃であることから、一年中泳ぐことができます。特におすすめは乾季で過ごしやすい12〜5月です。

沖縄の1年の平均気温は23.1℃と比較的暖かく、真冬でも10℃以下になることはあまりありません。しかし泳げる時期は限られるほか、台風によって左右されやすい地域でもあるので天候のチェックは必須です。グアム側に台風が接近することは沖縄と比べると非常に稀ですが、日本側の台風で影響が出ることも。海で泳ぐことを目的にしているのなら、グアムへの旅行が通年安定していておすすめです。

海が綺麗なのはどっち?透明度や代表的なビーチ

沖縄もグアムも海がきれいなことで有名な旅行先です。どちらにも数多くのビーチが存在しますが、ここでは透明度が高くて人気のビーチを紹介します。

まずは沖縄。本部町にある『瀬底ビーチ』と今帰仁村にある『古宇利ビーチ』は透明度が高く、泳ぎながら魚を見ることができます。監視員や救護室なども完備されているので、子連れでも安心して利用できるのが特徴です。ただ、透明度の高いビーチは空港エリアからは離れた場所に点在。移動に時間がかかってしまうので、ビーチの近くの観光スポットと併せて出かけることがおすすめです。

グアムを代表する『タモンビーチ』や『イパオビーチ』は透明度が高く、宿泊エリアや観光スポットからアクセスしやすい場所に位置しています。浅瀬でも珊瑚礁や魚を見られるので、グアム屈指のシュノーケリングポイントとしても知られていますよ。またグアムにはビーチに限らず、洞窟内にある天然プールで泳げる『パガット ケープ』など、神秘的な空間で遊泳できるスポットも存在します。

子連れ旅行に最適なのは?プールが充実したホテルも

子連れ旅行に最適なリゾート選びは、家族全員が楽しめる施設と安心のサポートがポイントです。

沖縄では『ルネッサンスリゾートオキナワ』『シェラトン沖縄サンマリーナリゾート』『ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート』など、広々としたプールが楽しめるホテルが充実しています。美しい海や温暖な気候も魅力ですが、ホテルステイも楽しむことが可能です。

一方、グアムは『Pacific Islands Club Guam(PICグアム)』『HOTEL NIKKO GUAM』『Hoshino Resorts RISONARE Guam』など、ホテルの目の前のビーチでのアクティビティはもちろんのこと、ホテル内のウォーターパークや、英語を活かした子ども向けプログラムも充実しています。

「海外ならではの特別感と多彩なレジャーを楽しみたい!」という方は、グアムを旅行先に選択することがおすすめです。また、グアムは日本人観光客が訪れることが多いため、ホテルなどでも日本語が通じるケースがほとんどです。サポートも安心して受けることができるため、海外ならではの非日常感を楽しみたい方は、ぜひグアムのキッズプログラムやウォーターパークが充実したホテルに宿泊してみてくださいね。

▼あわせて読みたい

グアムと沖縄の代表的なお土産は?

沖縄グアム
代表的なお土産・シーサークッキー
・ゴーヤチャンプルチップス
・紅芋タルト
・新垣ちんすこう
・サーターアンダギー
・琉球ガラス
・シーサーグッズ など
・チャモロチップクッキー
・マカダミアナッツチョコレート
・トロピカルパンケーキMix
・GODIVAグアム限定パッケージ
・グアム限定ビール
・日焼けドラえもんグッズ
・バージンココナッツオイル など
ショッピングスポット・国際通り道の駅
・許田イオンモール
・沖縄ライカム
・サンエー浦添西海岸PARCO CITY など
・JPスーパーストア
・T ギャラリア グアム BY DFS
・ABCストア
・ヴィレッジ・オブ・ドンキ(VILLAGE OF DONKI)
・ペイレス スーパーマーケット など

沖縄やグアムでお土産を買うなら、現地ならではのものを入手したいですよね。「何を買えばいいのかわからない」という方は、ぜひ上記のお土産を参考に買ってみてくださいね。お土産が購入できるスポットも至るところにありますが、沖縄は国際通りが定番です。グアムは色々なスポットがありますが、アメリカンなスーパーなども楽しみのひとつ。

どちらが安い?実際にかかる費用をチェック

旅行する上で費用がいくらかかるのか気になりますよね。平均的な費用を知っておくと予算も立てやすくなるので、ここで旅行費用と現地でかかる費用をチェックしましょう。同じブランドのホテルで、グアムと沖縄を比較してみました。

旅行費用

費用の詳細沖縄グアム
航空券(東京から片道)17,000〜55,000円(大人1人あたり)
※JAL(羽田発)
39,500~174,500円(大人1人あたり)
※JAL(成田発)
ニッコーホテル108,800円(セール)

ホテル 日航  アリビラスーペリアツイン6/30(月)~2泊 2名1室
$336.97(150円換算で50,545円)

ホテル・ニッコー・グアムオーシャンフロントツイン6/30(月)~2泊 2名1室
ヒルトン135,798円(早割)

ヒルトン沖縄北谷リゾートオーシャンビューツイン6/30(月)~2泊 2名1室
$483.07(早割)(150円換算で72,460円)

ヒルトン グアム リゾート&スパメインタワーオーシャンビュー6/30(月)~2泊 2名1室
※ホテルは2/26時点、いずれも公式HPの素泊りの最安値料金(税サ込)
※航空券は東京発の片道(6月の金額で検索), 燃油・諸税込の価格

航空券にかかる費用は沖縄へ行くほうが安く抑えられますが、宿泊費用に関してはグアムのほうがお得になる場合もあります。通年旅行に最適なグアムなので、コスパよく海外旅行をしたい場合は、航空券や宿泊費が安い時期を狙うのもおすすめです。

とくにグアムは、透明度の高いビーチが見られるオーシャンビューの客室を備えているのがほとんど。朝起きたときや夕日、寝る前などいつでも美しい海や空を眺められます。宿泊者には有意義な体験やお得な特典なども付いていることが多いので、満足度の高いグアム旅行になるでしょう。

現地でかかる費用

費用の詳細沖縄グアム
消費税10%なし
宿泊時の税金消費税10%宿泊税11%
チップなしほぼなし
物価ペットボトルの水(500ml)110円$1.15

現地でかかる費用は、沖縄とグアムでほとんど変わりません。沖縄でのお買い物は普段通りと同じで、宿泊やお買い物には消費税がかかります。

海外となれば高いイメージがあるかもしれませんが、グアムは世界でも珍しい「消費税」と「関税」のない旅行先です。そのため、有名なファッションブランドやアクセサリー、雑貨なども日本より安く購入できることもありますよ。チップも観光客にはほぼ求められないものの、気持ちのよいサービスを受けた場合は相手への感謝の気持ちとしてチップを渡すと喜んでくれるでしょう。

とはいえグアムは海外旅行…大変じゃないの?

画像出典:グアム政府観光局

グアムは初めての海外旅行や子連れでの旅行にぴったりのスポットです。成田国際空港をはじめ、関西国際空港、中部国際空港、福岡国際空港からグアムまでの直行便が出ています。フライト時間3時間半、時差1時間と身体的に負担が少ないのもおすすめできる理由の一つです。

また手続きがしやすいのも注目ポイント。入国に必要なものはパスポートと税関申告書、Guam-CNMI ETAのみです。2025年3月24日からパスポートの申請がオンラインで可能になるので、仕事などで忙しい方でも手軽に取得できます。日本の運転免許証があればレンタカーも利用でき、移動がより楽になるのもグアムならではの魅力です。

さらにグアムのホテルやお店には、日本語を話せるスタッフもいます。英語が苦手でもチェックインやお買い物、情報収集に困らないので、グアム旅行を盛大に楽しめるでしょう。

あなたはどっちで過ごす?リゾートステイを楽しもう!

画像出典:グアム政府観光局

沖縄もグアムも女子旅や家族旅行にぴったりの旅行先です。沖縄への旅行は言語や手続きに不安があまりないのが何よりもメリット。「国内で海がきれいな場所に行きたい!」そんなときに訪れたいスポットです。

グアムは海外ならではの文化や景色、お土産などに出会えるので、人生に一度は訪れたいもの。フライト時間や旅行費用などに大差はなく、コスパよく観光地を回ったりおいしいものを食べたりできるのは、グアムだからこその魅力です。

ぜひ長期休みを取得できたときは、非日常感を味わえるリゾートステイを計画してくださいね。

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Writer

&Guam編集部

グアムの最新情報をはじめ、観光スポット、レストラン、ホテル、アクティビティ情報など、グアムの魅力をお届けします!

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