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【2024年最新版】グアムとハワイを項目別に“超”徹底比較!

ハワイとグアムの違いって?
旅行で気になるポイントを徹底比較!

日本人に大人気の常夏リゾートといえばハワイとグアム!しかし旅に慣れた人でも、その違いをはっきりと認識している人は意外に少ないものです。

どちらも「日本から近いアメリカの南国リゾート」であるため、同じように思われることが多いですが、実は旅行するときの重要ポイントは異なることもたくさんあります!ここではアンドグアム編集部の目線から、みなさんが旅行を計画する際に知っておいてほしいポイントを中心に、グアムとハワイを徹底比較します!

※比較先であるハワイは、最もメジャーなオアフ島のホノルルを基準に記載します                                     

フライト時間と時差

グアムハワイ
フライト時間約4時間行き 約8時間  / 帰り9時間
空港からホテルまで約10分約30分
時差+1時間+19時間

グアム

グアムはフライトが行きも帰りも約4時間、空港から中心街のホテルまで車で10分でアクセスできます。国内の空港に着いてしまえば、意外と移動には時間がかかりません。朝10時の出発便なら15時半にはグアムのホテルのお部屋に到着し、そのままホテルのプールで遊べてしまうようなスケジュール感で旅行できます。

また時差は1時間なので、時差ボケの心配がないことも特徴的です。体力的な影響によるタイムロスも少ないので、グアムに滞在している時間は思い切り楽しむことができますよ!

ハワイ

ハワイは太平洋の米本土寄りに浮かぶ島であるため、フライト時間はグアムの倍以上。表に記載しているのは7月など夏のフライト時間ですが、偏西風の影響を強く受ける冬の場合、行きは約1時間早く到着。帰りは逆に1時間以上時間がかかるなど、季節で前後します。

時差は19時間とすごく大きいように感じますが、体感としては5時間ほどの差です。(例として、計算方法は1日戻して+5時間なので、日本が正午のときハワイは前日の夕方17時)。ハワイ便で多い、朝8時にハワイに到着する便を利用した場合、日本時間ではまだ深夜3時なので体力的にはキツさを感じるかもしれません。

ただし、空港に着いてしまえば中心街のホテルまでは約30分程度でアクセス可能です。

人気の旅行日数

グアムハワイ
人気の旅行日数3泊4日4泊6日

グアム

グアムは時差や移動時間が少ないことから、3泊4日が最も人気。次いで週末+1日の休暇や3連休を利用していける2泊3日、たっぷり遊べる4泊5日も人気です。2024年5月より羽田空港から23時台に出発する深夜便が新規就航したことで、仕事終わりからそのままグアム旅行へ!という選択肢も増えました。

ハワイ

ハワイ旅行の場合、時差が日付をまたぐため旅行日数は「宿泊数+ 2日」で計算します。なかでも主流なハワイの旅行日数は、4泊6日です。これだと丸一日フリーの日が3日間とれるので、現地でたっぷり過ごせます。

気候とベストシーズン

グアムハワイ
気候乾季:11~5月雨季:6~10月乾季:4~9月雨季:10~3月
ベストシーズン11~5月4~9月
月間平均気温25~30℃22~27℃

グアム

グアムは、湿度が低い11〜5月の乾季がベストシーズン。6~10月は雨季となります。しかし、東南アジアや日本の梅雨のように雨が一日中降り続くようなことは少なく、ザーッと一気に降ってはカラリと晴れる“スコール”の回数が多くなるのが特徴的です。また、湿気が乾季よりも高くなる傾向にあります。

年間の平均気温は27℃で、夜間でも肌寒く感じることは少ないでしょう。

ハワイ

ハワイは4〜9月が乾季、10〜3月が雨季です。しかし、年間を通じて穏やかな気候で、日本よりも湿度が低く、カラッとしていて過ごしやすいのが特徴です。グアムと同じく、雨季はスコールが多くなる程度で雨が降り続くことは少ないと言えます。

税金とチップ

グアムハワイ
消費税(州税)4.712%
ホテル宿泊税11%13.25%(オアフ島以外は10.25%。オアフ島は通常の10.25%に加えて短期滞在税3.0%が発生)
ホテルリゾートフィー$35~60程度
輸入品への関税あり
チップほとんどなし(サービスチャージ10%が含まれている場合が多い)あり(金額の20~30%が主流)

グアム

グアムは「消費税」と「輸入関税」がない、世界でも珍しい旅行先です!食事もお買い物も、値札にある価格そのままの金額で購入できる、「島内どこでも免税店」状態の島である点が魅力!またグアムは貿易自由港に指定されているため、ブランド品や食料など他国からの輸入品にも関税がかかっておらず、日本で買うより化粧品やブランド品がお得な場合もあります。

チップは、飲食代にサービス料10%が加算されるお店が多く、その場合はチップを別で支払う必要はありません。またサービス料が含まれていない場合でも、チップの支払いやチップの金額に強制力がない点も日本人にとっては安心できるポイントです。しかしせっかくグアムに滞在しているので、気持ち良いサービスをしてもらった場合には心づけとしてチップを渡すと、お店の方にも喜んでもらえるでしょう。

ハワイ

ハワイは世界中から人気の旅行先なだけあって、消費税はもちろん、宿泊税、リゾートフィーがかかるほか、輸入品には関税もかかります。ホノルルのホテルに宿泊の場合、宿泊代に加えて、消費税 4.712%、宿泊税13.25%、リゾートフィー1泊あたり$35~60のすべてが加算されるため最終金額には注意が必要です。リゾートフィーはホテル側で設定するものなので、請求のないホテルも一部あるためチェックしておきましょう。

なお、ハワイにはチップ文化が根付いており、観光客にも必ずチップの支払いが求められます。最近では、クレジットカード機でチップを指定額から選択しないと支払いが完了しないようなお店もあるため、事前に理解しておくと良いでしょう。

入国条件や制度

グアムハワイ
入国条件(45日間以下の滞在の場合)①パスポート
②税関申告書
③ESTA取得不要な代わりに機内で配布される入出国カード(I-736書面)を記入

※ESTAは滞在45日以下なら不要
※ビザは滞在90日以下なら不要
①パスポート
②税関申告書
③ESTAの事前登録が必須
($21、2年間有効、渡航72時間前までに登録必須)

※ビザは滞在90日以下なら不要
運転免許証・日本の運転免許証で有効
・原則18歳以上から可能 

レンタカー会社によっては21歳以上に制限されている場合あり
・日本の運転免許証で有効
・レンタカーは21歳以上から可能
飲酒・21歳以上
・午前2時~8時はアルコールの販売禁止
・21歳以上
・アルコール販売禁止時間は業態によって異なる。コンビニなど小売店では午前0時~6時まで販売禁止
喫煙・21歳以上
・客室のバルコニーでは喫煙できるホテルが多い
・21歳以上
・客室のバルコニーも喫煙不可が多い

グアム

グアムには『グアムー北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)』があり、観光目的での数日間の滞在であればビザが不要な点はもちろんのこと、ESTA(アメリカへの入国時に事前登録が必要になる認証)の取得も免除されています。

また、レンタカーの運転も日本の運転免許証を持っていれば可能です。喫煙や飲酒は日本と違って21歳以上から可能ですが、飲酒や電子タバコを含む喫煙をビーチや公園、路上などの公共場所で行うことは法律で禁止されているため注意しましょう。また、お酒類の販売は午前2時〜8時は禁止されているため、24時間営業のスーパー、バーやクラブでも販売されないので、必要な場合はその前に買い出しておく必要があります。

なお、喫煙はレストランや客室内などの建物内では禁止されているものの、屋外には喫煙用スペースが設置されている場合が多いです。また、ホテルなどでも室内でなくバルコニーであれば法律の規制外であるため、可能にしているホテルがほとんど。灰皿が設置されていないホテルでも、バルコニーでは喫煙可能な場合も多いので、希望者はフロントに問合せてみると良いでしょう。

出典:グアムへの入国|グアム政府観光局
   知っておきたいグアムの法律|グアム政府観光局

ハワイ

ハワイも数日間の観光であればビザは不要ですが、グアムと違ってESTAの取得は必須になります。ただし、ESTAは一度取得してしまえば$21で2年間有効になるほか、ハワイだけでなくアメリカ合衆国本土への渡航時などにも利用可能です。また、レンタカーも21歳以上であれば日本の運転免許証で運転が可能です。

喫煙や飲酒は、グアムと同様に21歳から。また、喫煙や飲酒が建物内やビーチや路上など公共の場所で禁止されているのもグアムと同様です。ただし、ハワイの場合アルコールの販売禁止時間は小売店、ホテル内、バーなどで細かく異なるので注意が必要です。喫煙事情もグアムよりも厳しく、ホテルのバルコニーでも難しい場合がほとんどであるため、希望の場合には事前に確認しておきましょう。

遊びと最大の魅力!

グアムハワイ
メインのビーチ珊瑚由来の天然ビーチ白砂の美しい人工ビーチ
代表するグルメ・チャモロ料理・ローカルも大好きなBBQ・ステーキやハンバーガー➤アメリカン料理や様々な地域のフュージョン料理・ロコモコ・ポケ丼・アサイーボウルやパンケーキ➤いつも最新グルメが揃うグルメブームの火付け役!
ショッピング・マイクロネシアモールやGPO(アウトレット)・世界最大級のドン・キホーテのショッピングモールなど・アラモアナセンター・ロイヤルハワイアンセンターなど
最大の魅力・ホテル前ビーチでも魚が見られるほど透明度の高い海・ゆったりした自然とあたたかい人々・カラッとした気持ちの良い気候・戦略的な都市開発と最新グルメやお店たちに彩られる圧倒的リゾート感

グアム

グアムの魅力はなんといっても、自然と珊瑚の海。ホテル前のビーチは穏やかなうえに透明度が高く、とても綺麗です。また、珊瑚のあるところに魚がたくさん住んでいるので、遠くへ行かずとも魚と一緒に泳ぐことができるのも魅力のひとつ。さらに南へ行けば、ウミガメやイルカの住む深いブルーの海と広大なジャングルが広がり、豊かな環境に恵まれた壮大な自然を感じられます。

グアムは原住民であるチャモロの人々の伝統文化、スペイン・アメリカ・日本などの文化が融合しながら発展してきた場所です。その歴史は、スペイン広場などの観光スポットやグルメに色濃く残っています。

グアムならではのチャモロ料理や、地元の人々が日常的に楽しむBBQ、肉厚のステーキやハンバーガーは、定番ながらやみつきになる美味しさです。また、夜のBBQショーやカレラなどで行われるダンスショーでは、ファイヤーダンスを含むグアムの歴史や文化を体感できるため、見逃せません!

観光地やショッピングは、都市と比べると洗練されているとは言えませんが、ゆったりと流れる時間とあたたかい現地の人々との触れ合いは贅沢そのもの。最近ではマイクロネシアモール内のPaylessがフォトジェニックにリニュ―アルされたり、世界最大級のドン・キホーテのショッピングモールがオープンしたり、JPスーパーストアやDFSにもグアムならではのお洒落なお土産が増えたりなど、現地での楽しみがますます充実していますよ。

ハワイ

ハワイは世界有数のリゾートとして名高く、日本のみならず世界各国から観光客が訪れる島です。アメリカによって観光都市として戦略的に開発されたリゾートで、オアフ島ホノルルを中心に美しい白砂の海岸線や整備された道路、ショッピングモールなど、今も憧れのリゾート地として発展し続けています。ホノルルのワイキキビーチでは、グアムのような透明度の高い海で魚と泳ぐ体験はできませんが、国際色豊かなリゾート感を存分に楽しむことができます。

ハワイの魅力は洗練されたリゾート感だけではなく、それを支える最新のグルメやオーガニック食材を取り入れた食文化、お洒落な雑貨が揃うショッピング施設にもあります。パンケーキやアサイーボールなど、ハワイには常にトレンドをリードする人々やアイテムが集まるため、訪れるたびに新しい発見があります。

さらにハワイの島々は、火山の噴火によって誕生しました。ホノルルやオアフ島を離れると、今も活動を続ける火山や美しい黒砂のビーチ、ジャングルなどの大自然が広がり、そのすべてを楽しめるのも大きな魅力といえるでしょう。

ホテルと宿泊料金

グアムハワイ
ホテルの特徴プールやクラブラウンジなど、ホテルで過ごせるサービスが充実!とにかくコスパが良い!ショッピングアクセスが良く、高級リゾートからデザイン性重視のコンセプトホテルまで幅広い!
Expediaでのホテル最安値Hotel resort カテゴリ$ 112/1泊
内訳:宿泊料金$101/泊+宿泊税11%


グアムプラザリゾート(JTB Cグレードホテル)

スタンダードツイン(32㎡)
2024/11/11~1泊 
素泊り1室2名様 税サ込料金
$ 286/1泊
内訳:宿泊料金$195/泊+宿泊税13.25%+消費税4.71%+リゾートフィー$48/泊+リゾートフィー税18%

パークショアワイキキ(JTB Cグレードホテル)

スタンダードツイン(21㎡)
2024/11/11~1泊 素泊り
1室2名様 税サ込料金
ヒルトン  オーシャンフロントビュー客室の宿泊料金(1室2名利用時)$ 270.84/1泊あたり$ 812.52/3泊4日合計(内訳:宿泊料金$244/泊+宿泊税11%)



ヒルトン グアム リゾート&スパ(JTB Aグレードホテル)
メインタワー オーシャンフロントルーム(30㎡)公式HP シンプルステイ2024/11/11(月)~3泊1室2名様 税サ込料金
$  697.14/1泊あたり$2,020.65/3泊4日合計(内訳:宿泊料金$521/泊+宿泊税13.25%+消費税4.71%+リゾートフィー$50/泊)


ヒルトン ハワイアン ビレッジ(JTB Aグレードホテル)
レインボータワー  オーシャンフロントルーム(33㎡)公式HP シンプルステイ2024/11/11(月)~3泊1室2名様  税サ込料金
ハイアット オーシャンフロントビュー客室の宿泊料金(1室2名利用時)$ 299.7/1泊あたり
$ 899.1/3泊4日合計
内訳:宿泊料金$270/泊+宿泊税11%


ハイアット リージェンシー グアム
(JTB Aグレードホテル)
オーシャンビュー(44㎡)
公式HP 通常料金
2024/11/11~3泊1室2名様 税サ込料金
$   575.66/1泊あたり
$1,726.99/3泊4日合計
内訳:宿泊料金$439/泊+宿泊税13.25%+消費税4.71%+リゾートフィー$49/泊+リゾートフィー税18%

ハイアット リージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパ
(JTB Aグレードホテル)
オーシャンビュー(40㎡)
公式HP 通常料金
2024/11/11~3泊1室2名様  税サ込料金

グアム

グアムはほとんどのホテルがビーチに面しており、そのまま目の前のビーチに行けるほか、ホテル内のプールにスライダーやジャグジーがあるなど、ホテルの施設も充実しているのが特徴です。ホテルの外に出ずとも、プールやビーチでのアクティビティを十分に楽しむことができます。

またビーチフロントのホテルが多いため、客室にはバルコニーがあることがほとんど。お部屋にいても、壮大なオーシャンビューを楽しむことが可能です。さらに朝食やカクテルサービスが楽しめるクラブラウンジが充実しているホテルも多いため、グアムでクラブラウンジ付客室のステイを体験してみるのもおすすめです!

そして驚くべきはそのコスパの良さ!宿泊するだけで体験できる施設・サービスが多いのにもかかわらず、ハワイや沖縄の宿泊料金と比較すると価格的にもお得に楽しめるのがグアムの魅力です。

ハワイ

ハワイは憧れのリゾート地なだけあって、ビーチ沿いのホテルから街中のエコノミーホテルまで、多彩なホテルのラインナップが揃っています。旅慣れた人のなかには、コンドミニアムに宿泊するケースも。ビーチ沿いのホテルは価格が高めですが、海やダイヤモンドヘッドを見渡せるホテルに宿泊するのはまさに贅沢な体験です。

ホテル内のプールはシンプルなものが多く、ビーチ沿いのホテルでない限りは、ビーチまで街を歩いて出掛ける必要があります。しかし、街全体に広がる繁華街が続くため、ショッピングやレストランへのアクセスは抜群!外を歩く時間も楽しみのひとつになるでしょう。

ホテル料金比較

ヒルトンとハイアットで同クラスのお部屋を比べると、閑散期でもハワイはグアムと比べて1泊あたり2倍〜2.5倍の料金差に。ハワイの最安値のシティビューのお値段は、グアムでヒルトンやハイアットのオーシャンフロントビューに泊まれてしまう価格感となります。

グアムのホテルに宿泊すれば、リゾート感たっぷりの贅沢なホテル時間をコストパフォーマンス良く楽しめると言えるでしょう。

ハワイとグアム、どちらも魅力的!日数や目的に合わせて楽しもう

この記事では、グアムとハワイの魅力を徹底比較してきました。似たように感じられるグアムとハワイですが、実は違った魅力がたくさん!なかでもコスパ良く、同じ予算でも贅沢に楽しみたいならグアムがおすすめです。対して、トレンドにこだわった旅をしたいのならハワイが魅力的です。

ぜひ常夏の島で、楽しくゆったりとした時間を過ごしてみてくださいね。

※記事の情報は2024/08/08時点のものです。

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Writer

&Guam編集部

グアムの最新情報をはじめ、観光スポット、レストラン、ホテル、アクティビティ情報など、グアムの魅力をお届けします!

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