画像出典:グアム政府観光局

Spot 2024.08.06

タロフォフォの滝|グアムの子連れでも行ける観光スポット!近隣施設も紹介

グアムの大自然は南部地方で楽しめる!タロフォフォの滝

タロフォフォの滝
画像出典:グアム政府観光局

グアム島は、タモン地区・ハガニア地区・南部エリアに大別されます。グアムの観光中心地である賑やかなタモン地区、グアムの文化や歴史に触れられるスポットが多いハガニア地区など、エリアによって特徴や魅力は異なります。

なかでも南部はジャングルのような森林で覆われており、手つかずの自然が残っているエリアです。今回は、自然豊かな南部エリアを代表する観光スポット「タロフォフォの滝」をご紹介します。

繁華街のような賑やかさの代わりに、自然の美しさや静謐な空気を楽しめるタロフォフォの滝。雄大な自然のパワーに触れながら、グアムの歴史や文化を楽しみましょう。

タロフォフォの滝とは

タロフォフォの滝
画像出典:グアム政府観光局

タロフォフォの滝(Talofofo Falls)とは、グアム南部の『タロフォフォリゾートパーク』内にあるグアム最大級の滝です。グアムには数多くの自然スポットが点在していますが、なかでもタロフォフォの滝は定番の観光スポットとして知られています。

タロフォフォの滝はタロフォフォの滝公園(Talofofo Falls Park)に流れており、タロフォフォの滝公園に入場した後にロープウェイ乗車と徒歩によって辿り着きます。タロフォフォの滝公園には、タロフォフォの滝の他にも歴史館やお化け屋敷などがあり、グアムの文化やエンタメを楽しめるスポットともいえるでしょう。

タロフォフォの滝の高さは約12m、幅は約28m。絹のように白く美しい水が、いくつもの帯を描くように落ちてゆく光景はまさに雄大!グアムの自然のパワーを体いっぱいに感じられます。

タロフォフォの滝の楽しみ方

タロフォフォの滝
画像出典:グアム政府観光局

タロフォフォの滝公園は、グアム南部の広大なジャングルのなかに作られたスポットです。名物のタロフォフォの滝以外にも、さまざまな施設が展開されています。

タロフォフォの滝はケーブルカーで登りながら向かい、道中では豊かな自然が見られます。一度上流まで登り、タロフォフォ川から下流に下っていくような形で滝を見学した後、各施設を見学するとよいでしょう。

タロフォフォの滝の脇の売店では、飲み物やTシャツなどのお土産物も販売中です。またタロフォフォの滝と同じく名物の横井ケーブは、徒歩でもモノレールでも移動可能。森林のなかを簡易なモノレールで突き進むと、まるで自分が野生動物になったかのうような感覚を楽しめますよ。

タロフォフォの滝は「第一の滝」と「第二の滝」に分かれており、ケーブルカー降車後は「第二の滝」から見始めるのがスムーズです。吊り橋から見る「第一の滝」では、迫力のある景観を間近に感じられるでしょう。

子連れ旅行でタロフォフォの滝公園をまわろう

タロフォフォの滝公園
画像出典:グアム政府観光局

ここでは、子連れ旅行を満喫できるタロフォフォの滝公園のスポットをご紹介します。タロフォフォの滝公園には、タロフォフォの滝以外にも多くのコンテンツやスポットを楽しめます。ぜひ現地に行く前にタロフォフォの滝公園の施設をリサーチして、気になるエリアを調べておきましょう。

横井ケープ

横井ケープは、タロフォフォの滝公園から徒歩約10分で到着するスポットです。日本陸軍の軍曹である横井庄一さんが、太平洋戦争が終戦した後に約28年間潜伏生活を行っていた地下壕です。タロフォフォの滝では、横井ケーブのレプリカを見学できます。

タロフォフォの滝から青い看板を目印に進んでいくと、横井ケープに到着。柵越しに、当時の横井さんの生活が垣間見える洞窟が見られます。周辺には、横井ケープの断面イメージが描かれたモニュメントや、当時の貴重な資料なども展示されています。

グアム歴史館

タロフォフォの滝公園内でぜひ訪れたいスポットが、現在に至るまでのグアムの歴史を学べるグアム歴史館です。グアム歴史館では、グアムの先住民であるチャモロ族の原始時代や、過去の戦争の歴史などを学べます。

特に日本統治時代のグアムの解説は、グアム観光に来た日本人であれば胸に深く留めておきたい内容となっています。

お化け屋敷

自然豊かなスポットとして名高いタロフォフォの滝ですが、タロフォフォの滝公園内にはお化け屋敷も開園しています。真っ暗なお化け屋敷の内部では、想像を超えるほどドキッとする動く模型たちが登場しますよ。

リアルな骸骨や血を連想させるオブジェクトが出てくるため、ホラー耐性が高い人でも満足できる内容となっています。特に小さなお子様にとっては本格的な演出となっているため、お子様の性格によっては注意してあげてくださいね。

遊園地跡地

タロフォフォの滝公園でぜひ訪れたいのが、小さくてレトロな遊園地の跡地です。遊園地は現在廃墟化が進んでおり、朽ち果てつつある独特な景観が楽しめます。何より、ジャングルのなかにカラフルな遊具が設置されている光景は、タロフォフォの滝公園ならではの趣です。

遊園地は自然と一体化しており、やや非日常的ともいえる空間に異国に来たことを実感させられます。またタロフォフォの滝公園の敷地内ではミニブタや鹿が飼育されているため、遊園地と動物園を同時に味わっているような感覚が楽しめますよ。

タロフォフォの滝への交通手段

グアムのドライブ
画像出典:グアム政府観光局

ここでは、タロフォフォの滝への交通手段をご紹介します。タロフォフォの滝へは、赤いシャトルバスや一般バスのような交通機関がありません。基本的には、レンタカーもしくはツアーへの参加によって訪問します。それぞれの特徴を調べ、自身のスタイルに合ったプランを検討していきましょう。

レンタカー

タロフォフォの滝へ行く方法として、レンタカーの利用が挙げられます。レンタカーを使って向かう場合、タモン中心街から約40〜50分でタロフォフォの滝公園に到着します。

行き方は、タモン方面から4号線を南下。「タロフォフォの滝」の看板を右折してください。レンタカーのメリットは、時間制限なくすべての施設を体験できることです。

特に遊園地跡地やお化け屋敷はツアーに組み込まれていない場合があるため、タロフォフォの滝公園内の施設をたっぷり巡りたい人はレンタカーを活用しましょう。レンタカー利用の際は、運転免許証の有効期限や保険の種類、保証内容もしっかりチェックしてくださいね。

あわせて読みたい ▼ レンタカーでグアム観光する際の注意点や予約方法はこちら!

ツアーに参加

車の運転ができない人や、同日にタロフォフォの滝公園以外にも周りたいスポットがある人は、ツアーへの参加をおすすめします。

一般的なツアーではタロフォフォの滝公園内の全施設を巡れませんが、メインスポットであるタロフォフォの滝と横井ケーブは見学可能です。

ツアー内容によっては、リムジンを貸切って観光できたり、行先を自分で選択できたりすることも。日本語・英語のドライバーを確認したうえで、自分好みのプランを探してみましょう。

ツアー予約はこちら

タロフォフォの滝の営業時間・料金・アクセス

タロフォフォの滝公園
画像出典:グアム政府観光局

タロフォフォの滝は、タモン地区から約28km、車で約40〜50分に位置しています。入場料金にはロープウェイ代も含まれており、乗り場のスタッフにチケットを渡すことで乗車可能です。敷地内にあるグアム歴史館は、入場料を払っていれば追加料金なしで入場できます。

ゴンドラ到着後、階段を下ることでタロフォフォの滝に辿り着きます。タロフォフォの滝を間近に見るためには、吊り橋を渡る必要がありますが、高度は比較的低いため極度の高所恐怖症の人でなければ安心して通過できるでしょう。

住所8PCP+WPJ, Inarajan, Guam
営業時間金〜日・祝日:9:00〜17:00 
休園日月~木
入場料金大人:$15
子ども(4~11歳):$8
3歳以下:無料
アクセスタモン中心街から車で約40~50分

タロフォフォの滝でグアムの自然に触れよう

タロフォフォの滝
画像出典:グアム政府観光局

今回は、タロフォフォの滝やタロフォフォの滝公園の特徴・魅力などをご紹介しました。タロフォフォの滝は自然スポットが好きな人はもちろん、生き物好きや遊園地好き、歴史好きも楽しめる観光施設となっています。

グアムと聞くと、明るく華やかなリゾート地というイメージを持つ人も多いでしょう。しかしタロフォフォの滝公園では、戦争の歴史やどこか切ない光景に触れられます。ぜひ旅行の際はタロフォフォの滝公園を訪れ、ショッピングモールやビーチでは得られない体験をしてみましょう。

この記事をシェアする

Writer

&Guam編集部

グアムの最新情報をはじめ、観光スポット、レストラン、ホテル、アクティビティ情報など、グアムの魅力をお届けします!

記事一覧に戻る

関連記事

Related Columns

TOP