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人気ビーチリゾートのコスパを徹底比較!”本当にお得な”旅先は?

人気リゾート7都市をコスパで比べてみた!

タモン湾
画像出典:グアム政府観光局

「次の休みに海外リゾートに行きたいけど、どこが本当にお得なんだろう?」

そんなお悩みを抱えている人は、多いのではないでしょうか。

航空券が安い場所を見つけても、「いざ現地に着いたら思いのほかお金がかかった……」なんてことも。逆に「ちょっと高いかな?」と思った旅先のほうが、トータルで見たら大満足だったということもあります。

この記事では、日本人に人気のビーチリゾート7都市のコスパを比較してみました。

比べるのは「安さ」だけではありません。移動時間、現地での過ごしやすさ、お財布への優しさまで、トータルのバランスで見ていきましょう!

グアム
(アメリカ)
セブ島
(フィリピン)
サイパン
(アメリカ)
ダナン
(ベトナム)
ハワイ
(アメリカ)
モルディブカンクン
(メキシコ)
画像グアムセブ島サイパンダナンハワイモルディブカンクン
費用の安さ
移動時間××
海の美しさ
買い物×
日本語対応××
総合コスパ
※ ◎とても良い、〇良い、△ふつう、✕大変

1. フライト時間と時差で比較

海外旅行で意外と見落としがちなのが、移動にかかる時間。

飛行機に乗っている時間はもちろん、空港からホテルまでの移動や時差ボケによる体の負担まで考えると、移動時間は「遊べない時間」になります。

短い休みで最大限楽しむなら、フライト時間や時差をいかに抑えられるかが非常に重要です。

グアムセブ島サイパンダナンハワイモルディブカンクン
日本からのフライト時間約3.5時間約5.5時間約3.5時間約6時間約7〜8時間約12〜15時間約15〜18時間
空港→主要ホテル車で約10分車で約20〜40分車で約10分車で約20〜30分車で約30分ボート等で30分〜数時間車で約20分
時差+1時間−1時間+1時間−2時間−19時間−4時間−14時間
※モルディブ・カンクンは日本からの直行便がなく、乗り継ぎが必要です

注目したいのが、グアムのアクセスの良さ。飛行機に乗ってしまえばたった約3.5時間で到着し、空港からホテルまでは車でわずか10分程度です。時差もたった1時間なので、着いた瞬間からアクティブに動けることに加え、帰国後に時差ボケで苦しむこともありません。

一方ハワイの場合、時差は19時間。日本を夜に出発して現地には同日朝に着く形になるので、初日は時差ボケと闘いながらの観光になりがちです。

モルディブやカンクンはそもそも移動だけで丸1日かかるため、まとまった休みが取れないと少しハードルが高いかもしれません。

2. 航空券・ホテルの費用で比較

ロッテホテル・グアムのプールサイド
画像出典:グアム政府観光局

旅行費用の大部分を占めるのが航空券とホテル代。ここでは東京発・エコノミークラスの往復航空券の相場と、同クラスのリゾートホテル1泊あたりの目安を比較してみました。

グアムセブ島サイパンダナンハワイモルディブカンクン
航空券(往復目安)4.5〜8万円3〜7万円4.5〜7万円4〜8万円7〜15万円9〜20万円15〜28万円
ホテル(1泊目安)1.5〜4万円0.5〜2万円1〜3万円0.5〜2万円3〜6万円5〜15万円2〜5万円
航空券+ホテル(2泊3日)総額目安約9〜15万円約5〜10万円約8〜13万円約6〜12万円約15〜25万円約25〜50万円約25〜40万円
※航空券はオフシーズンの最安値〜通常期の目安(2026年3月時点の検索結果に基づく)。ホテルはリゾートクラスの1泊1室あたりの目安です。食事代・アクティビティ費は含みません

セブ島やダナンは、LCCを使えば航空券が3万円台から見つかることもあり、圧倒的な安さが魅力です。ただしフルサービスの航空会社で直行便を使うと5万円以上になるケースも多く、見た目の価格差ほど大きな開きがないこともあります。

ハワイは、オフシーズンでも航空券が7万円前後。ホテルも1泊3万円以上が当たり前の世界です。モルディブやカンクンは航空券だけで10万円を超えることがほとんどです。

グアムは定番リゾートでありながら、航空券は4.5万円前後からと、ハワイよりも安い傾向があります。時期によりますが、ハワイの約半額程度から見つかることも多いです。

ホテルも1泊1.5万円台から選べるので、2泊3日なら10万円以内に収めることも十分可能ですよ。

3. 現地でかかる食事・交通・アクティビティ費用で比較

航空券とホテル代だけでなく、現地での出費もコスパに大きく影響します。とくに見落としがちなのが、チップと税金。この2つだけで食事代が1〜2割変わることも珍しくありません。

食事代の目安

チャモロ料理
画像出典:グアム政府観光局

カジュアルなレストランでメイン1品+ドリンクを注文した場合の、チップ・税込みの支払い総額の目安です。

グアムセブ島サイパンダナンハワイモルディブカンクン
ディナー1食約2,300〜3,800円約500〜1,500円約2,000〜3,500円約500〜1,500円約5,000〜8,000円約5,000〜15,000円約2,500〜5,000円
消費税なし12%(VAT)なし8%(VAT)約4.7%(州税)17%(T-GST)16%(IVA)
チップ基本なし基本なし基本なし基本なし15〜20%10%前後10〜15%
※モルディブはリゾート内レストランの目安。セブ島・ダナンはローカル〜中級レストランの目安です
※グアムのレストランでは、サービスチャージが会計に含まれている場合が多く、別途チップを支払う必要がないケースがほとんどです
※ダナンのチップは2026年末までの一時減税措置。通常は10%

グアムには日本のような消費税はなく、レストランではサービスチャージがあらかじめ価格に含まれているお店も多いため、メニュー表示に近い金額が請求額になります。ただしお店によってはサービスチャージが別途加算される場合もあります。

チップについても、サービスチャージ込みなら追加のチップは必須ではなく、迷ったときはそのまま支払ってもマナー違反にはなりません(荷物運びや特別に良いサービスには10〜15%程度を渡すこともあります)。

一方ハワイでは、メニューの価格にチップと税で2割以上が加算されます。同じカジュアルディナー1食でも、実際の支払い額にはかなりの差が出てきます。

現地での交通費の目安

グアムのバス
画像出典:グアム政府観光局

現地でかかる交通費の目安も比較してみましょう。

グアムセブ島サイパンダナンハワイモルディブカンクン
主な移動手段シャトルバス・レンタカータクシー・配車アプリレンタカー・タクシータクシー・配車アプリトロリー・レンタカーリゾート送迎タクシー・バス
短距離の費用目安約1,500〜2,300円約150〜500円約1,500〜2,300円約150〜500円約2,300〜3,800円リゾートにより異なる約500〜1,500円
日本の免許で運転日本の免許でOK国際免許が必要日本の免許でOK外国人の運転不可日本の免許でOK国際免許が必要

グアムは島がコンパクトなので、赤いシャトルバスやレンタカーで主要エリアをスムーズに回れます。日本の運転免許証でそのままレンタカーが借りられるのも、便利なところですね。

セブ島やダナンは配車アプリ(Grabなど)がとても安く、短距離なら数百円で乗れます。ただし交通事情が日本とかなり異なるので、慣れるまで少し不安に感じる方が多いかもしれません。

アクティビティ費用の目安

ダイビング
画像出典:グアム政府観光局

各エリアのアクティビティ費も重要なポイント。定番のマリンアクティビティとして、体験ダイビング(1ダイブ)の料金を比較してみました。

グアムセブ島サイパンダナンハワイモルディブカンクン
ダイビング約$70〜150約4,000〜5,500ペソ約$70〜140約$80〜120※1約$135〜200約$80〜150※2約$80〜130※3
日本円換算約1.1〜2.3万円約1.2〜1.7万円約1.1〜2.2万円約1.2〜1.8万円約2.1〜3.1万円約1.2〜2.3万円約1.2〜2万円
※1 チャム島への日帰りツアー形式が中心。乾季(3〜9月)のみ催行
※2 リゾートにより料金体系が大きく異なる。オールインクルーシブに含まれる場合あり
※3 現地ダイビングショップの料金。別途チップ10〜15%が一般的
※日本円換算は1ドル=約155円、1ペソ=約3円で計算(2026年3月時点)

グアムは1ダイブ約1.1〜2.3万円と手ごろな価格帯で、ハワイのおよそ半額。

セブ島はさらにリーズナブルですが、グアムは日本語対応のダイビングショップが多く、初めてでも安心して参加できるのがうれしいところです。

グアムでは、シュノーケリングも4,000〜8,000円程度で気軽に楽しめますよ。シュノーケルさえもっていればツアーでなくとも遠浅のビーチに潜って、トロピカルフィッシュを見ることも可能です。

人気の旅行日数で比較

人気の旅行日数で比較したときの必要な有休日数もコスパに影響するポイントです。

グアムセブ島サイパンダナンハワイモルディブカンクン
人気の旅行日数2泊3日3泊4日2泊3日3泊4日4泊6日4泊6日5泊7日
必要な有休(※)1日1〜2日1日2日3〜4日3〜4日4〜5日
※週2日間休みを想定した場合

グアムやサイパンの大きな魅力は、「週末+有休1日」で海外リゾートが楽しめてしまうこと。

金曜の夜に出発して日曜の夜に帰国する2泊3日のプランが組めます。しかもフライトが短く時差もほぼないので、到着直後からフルに動けて、帰国翌日の出社も可能ですよ。

有休たった1日で、現地での丸2日分をしっかり遊べるスケジュールを組みやすいのは、7都市の中でもグアムとサイパンです。

ハワイの場合は4泊6日が一般的ですが、往復の移動に丸1日ずつ使い、さらに時差ボケの回復にも時間がかかります。

有休を3〜4日使っても、現地でフルに楽しめるのは実質3日程度。有休1日あたりの満喫度で考えると、グアムとの差は歴然です。

モルディブやカンクンはさらに日数が必要で、長い移動時間を考えると1週間程度の休みがないと厳しいというのが現実的なところです。

現地での体験・過ごしやすさで比較

テラス席
画像出典:グアム政府観光局

“コスパが良い”とは、単に安いということではありません。使ったお金に対して、どれだけ満足できるかという視点が大切です。

海の美しさ、買い物の充実度、治安や日本語の通じやすさも含めて、グループごとに見ていきましょう。

お手頃リゾート(セブ島・サイパン・ダナン)

お手頃リゾートは、全体的な安さが最大の強みです。セブ島ではスパが1時間1,000〜2,000円と破格。ダナンは、5つ星ホテルが1泊1万円台から見つかることも。

サイパンはグアム同様フライト約3.5時間と近いですが、直行便が少なめで買い物の選択肢もコンパクトです。

ただし、いずれも日本語対応はあまり期待できないので、旅慣れた方向けといえるかもしれません。

治安面では、セブ島はリゾートエリア内なら比較的安心ですが、市街地ではスリやぼったくりに注意が必要。ダナンやサイパンは比較的落ち着いた治安です。

セブ島サイパンダナン
費用の安さ
海の美しさ
買い物
治安
日本語対応
こんな方におすすめとにかく安く贅沢体験したい方静かな海と自然を満喫したい方ビーチも世界遺産も欲張りたい方

定番リゾート(グアム・ハワイ)

定番リゾートについては、ハワイはショッピングもグルメも充実した王道リゾートですが、そのぶん費用と日数はしっかりかかります。有休3〜4日と余裕のある予算で、とことん満喫したい方に向いている旅先です。

一方グアムの強みは、お手頃なリゾート並みの物価で、体験の質は高級リゾートに近いというバランスの良さ。タモン湾の透き通った海は「近場にこんなにきれいな海があるの?」と驚くほどです。

また、グアムは消費税・関税なしのショッピング、日本語が通じる安心感、平均気温25〜30℃で1年中海に入れる気候。短いお休みでも、しっかり海外リゾートに来たという満足感を得られるのが、グアムならではの魅力です。

グアムハワイ
費用の安さ
海の美しさ⚪︎
買い物
治安
日本語対応
こんな方におすすめ気軽に、お得に、でもしっかりリゾートしたい方日数と予算に余裕があり王道を楽しみたい方

あわせて読みたい ▼ グアムとハワイを徹底比較

高級リゾート(モルディブ・カンクン)

高級リゾートは、満足度が文句なしのトップクラス。モルディブは1島1リゾートという贅沢な環境で、4泊6日で1人あたり20〜50万円が目安です。

カンクンはエメラルドグリーンのカリブ海にマヤ遺跡巡りというユニークな組み合わせが魅力。

ただしどちらも予算・日数・準備のハードルは高めで、1週間以上のお休みと十分な予算で、一生の思い出をつくりたい方に向いています。

モルディブカンクン
費用の安さ
海の美しさ
買い物×
治安
日本語対応××
こんな方におすすめ水上コテージで非日常に浸りたい方カリブ海や遺跡などを楽しみたい方

【結論】コスパで選ぶなら、グアムがおすすめ!

グアム
画像出典:グアム政府観光局

最後に、7つのリゾートの特徴をまとめてみましょう。

セブ島やダナンは、とにかくリーズナブルに海外リゾートを体験したい方におすすめ。サイパンは、静かな自然のなかでゆったりしたい方にぴったりです。

モルディブやカンクンは、予算も日数もたっぷり取れるから、一生の思い出をつくりたいという方に最高の旅先でしょう。

そしてグアムは、日本からたった約3.5時間、時差はわずか1時間。航空券はハワイのおよそ半額で、消費税もチップの心配もなし。しかも週末+有休1日で行けてしまう手軽さがあります。

費用・時間・体験のどれを取ってもバランスがよく、”ちょっとした贅沢”を”気軽に”叶えてくれるのが、グアムのコスパのよさです。

初めての海外リゾートを計画している方も、久しぶりの海外旅行を考えている方も、まずはグアムを旅行先として検討してみてはいかがでしょうか。

「近くてお得で、こんなに楽しかったんだ」という発見がきっと待っていますよ。

※ 本記事の航空券価格は、2026年3月時点での各予約サイトの検索結果に基づく目安です。時期や予約タイミングにより変動しますので、最新の料金は各航空会社・予約サイトでご確認ください。

※ ホテル料金はリゾートクラスの1泊1室あたりの目安です。為替レートの変動により円換算額は変わります。

※航空券・ホテル料金はあくまで一例であり、シーズンやセール、燃油サーチャージなどにより大きく変動します。最新の料金は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

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