基本情報

グアム 基本情報

Information

旅行前の基本情報

グアムは約3時間半で到着する、時差も1時間の常夏のリゾート。一年中温暖で、いつでも海水浴や水上アクティビティが楽しめます。

フライトも毎日直行便が運航、現地の交通手段も定番の赤いシャトルバス以外にもタクシー配車アプリがあったり、レンタカーも日本の運転免許証でOKだったりと、日本人に観光しやすい環境が整っています。

公用語

グアムはアメリカ合衆国の自治属領(準州)であり、カリフォルニア州の法に準じて17万人以上の人々が生活しています。 公用語は英語とチャモロ語で、会話は主に英語で話されています。

挨拶で使われる、チャモロ語の「こんにちは」=「Hafa Adai(ハファデイ)」はぜひ覚えておきたい言葉。フレンドリーなグアムの人々は「Hafa Adai(ハファデイ)」と挨拶してくれるので、旅行中にたくさん使ってみましょう。

時差

グアムと日本の時差は1時間です。

わずか1時間の時差であることで、時差ボケの心配もなく、滞在時間を有意義に楽しめるのが特徴。日本よりグアムのほうが+1時間進んでいるため、日本時間に1時間を足す形でグアムの時間を把握することができます。

フライトと飛行時間

日本からグアム(グアム国際空港)へのフライト時間は、直行便で約3時間半から4時間程度です。

2024年5月1日からは羽田空港発の直行便も新規就航し、日本からグアムへは東京(羽田、成田)、関西、名古屋、福岡の全国4都市5空港から毎日直行便が運航しています。

  • 羽田空港(東京)から:約3時間30分〜4時間(ユナイテッド航空*)
  • 成田国際空港(東京)から:約3時間30分〜4時間(JAL / ユナイテッド航空*)
  • 関西国際空港(大阪)から:約3時間40分〜4時間(ユナイテッド航空*)
  • 中部国際空港(名古屋)から:約3時間30分〜4時間(ユナイテッド航空*)
  • 福岡空港(福岡)から:約3時間40分〜4時間(ユナイテッド航空*)

※ユナイテッド航空はANAと同じアライアンスに属しており、グアム線も共同運航便となっていますので、ANAの公式サイトでもグアム線の航空券の購入やANAのマイル利用での渡航が可能です。

▼グアム便の運行情報の詳細
【グアムフライト情報】2024/10/16時点

グアム国際空港に到着したら

入国審査を済ませ、流れに沿って預け荷物を受け取り税関審査も終えると、いよいよ空港の到着者出口に出てグアム島内での行動のスタートです。

グアム国際空港から市内へのアクセスにはいくつかの方法がありますが、事前に宿泊ホテルや旅行サイトや旅行会社等で送迎を予約しておくとスムーズで安心です。

▼公式サイト
A. B. Won Pat International AirportGuam

▼グアム国際空港から市内へのアクセス

主な交通手段所要時間(タモン地区まで)金額
タクシー約15〜20分約20〜25ドル
ホテルの送迎バス約10分〜(ホテルの場所によって変動)無料or有料(ホテルや予約条件によって異なる)
混載バス約10〜30分(ホテルの場所によって変動)約12ドル〜
レンタカー約10分〜(目的地によって変動)約60ドル〜/day(店舗や車種によって異なる)
※いずれも交通事情等によって変動あり

旅行日数

グアムは3泊4日が最も主流で、次いで2泊3日の旅が人気。近くて時差もないことから短い日数でも楽しめるのがグアムの魅力。また、最近ではワーケーションなどで長期滞在されることも増えてきています。

2023年5月1日からは、既存の成田、中部、関西、福岡空港に加え、羽田空港からの直行便も新規就航し、行きはグアムに早朝到着、帰りはグアムを夜19時頃に出発する、現地滞在時間がたっぷり長くとれる便ができたことで、「仕事帰りにそのまま弾丸旅行」など新たな選択肢も広がっています。

飲酒や喫煙

グアムでは酒類の購入や飲酒は21歳から。購入時にパスポートなどの身分証明の提示が求められることがあるので、持ち歩くようにしましょう。

また、喫煙も21歳からです。室内での喫煙は法律で禁止されていますので、所定の場所で喫煙するようにしましょう。なお、ハワイの場合にはホテルの客室のバルコニーでの喫煙も法律で禁止されていますが、グアムの場合は法律での制限はなくバルコニーでの喫煙が可能です。ただし、ホテルや客室タイプによって制限がある場合もあるかもしれませんので事前に確認しましょう。

交通手段

画像出典:Guam Red Shuttle

バス

グアムを観光する際の基盤となる交通手段はバスです。ホテルやショッピングモールなど、タモンの主要な観光スポットは赤いシャトルバスが巡回しています。また、ショッピングモールがホテルとそのモール間を走らせるシャトルバスが走っていることもあるため、もしも見つけたら利用すると便利。水曜日の夜に開催するチャモロビレッジのバスや週末に開催されるデデド朝市へのバスなど、それぞれに適したバスがあるため事前に確認しておくことをおすすめします。

▼公式サイト
グアムの赤いシャトルバスの公式サイト – Guam Red Shuttle

タクシー

目的地まで短時間で移動したいときや、バスの停留所が近くにないお店へ出かけるときはやはりタクシーが便利。

グアムのタクシーはメーター制を採用しており、日本と仕組みは同じです。ただ、日本のように道路を走っているタクシーを捕まえることは主流ではないので、ホテルのフロントやレストランで配車を依頼したり、配車アプリを利用するのがおすすめ。

タクシー配車アプリ「STROLL(ストロール)」

グアムには日本でいうUberやGOのようなタクシー配車アプリとして「STROLL(ストロール)」があります。お迎え場所や降車場所も事前に地図で登録して配車できるので、英語が話せなくても安心。また、通常のタクシーは支払い現金のみの場合は多いですが、STROLLを使うと事前に登録したクレジットカードからの引き落としとなるので支払い時も手こずることなくスムーズです。

▼グアムのタクシー配車アプリ「STROLL(ストロール)」
iPhone対応 – Apple Store
Android対応 – Google Play

レンタカー

グアムは日本の運転免許証で運転が可能です!

南部を中心としたエリアや時間に縛られない自由度の高い観光には、レンタカーがおすすめです。特にグアムは1ヵ月以内の滞在なら国際免許の手続きが不要で、日本の免許を持っていれば運転できます。グアムは約544k㎡と日本の淡路島と同じくらいの面積の比較的小さな島なので、島内をぐるっと車で巡れるのも魅力。特に南部は、ほぼ一本道なのでドライブもしやすいでしょう。

ただ、グアムは右側通行、左ハンドルであることや、速度表示がマイルであるなど、日本とは異なる部分があるため、普段より安全運転を心掛けましょう。また、レンタカーは原則18歳以上から利用可能ですが、レンタカー会社によっては、貸し出しが21歳以上からという年齢制限を設けている場合もありますので注意してください。

レンタカーの予約は、旅行前に手配しておくことがおすすめ。しかし、旅行中に翌日分をWEB予約したり、空港やホテル内のレンタカーデスクで手配できることもあるので現地で確認してみましょう。

レンタカーでグアム観光!運転の注意点&予約場所を完全ガイド

電動スクーター グーヨーヨー(Gu-yoyo)

グーヨーヨーはグアムのシェア電動スクーターです。16歳以上であれば、専用アプリをダウンロードして登録すると誰でも簡単に利用できます。(12~15歳は保護者同伴で乗車可能。)

料金は基本料金$1で、そこに使用時間1分間あたり0.25ドルが加算されていく仕組み。例えば5分の利用なら$2.25、30分なら$8.5となります。Nikkoから PIC まで ステーションが点在し、グアム・プレミアム・アウトレット (GPO) や Kmart 等にも駐車場があるのでちょっとした買い物にも便利です。

▼公式サイト
シェア電動スクーターの公式サイト – Gu-yo-yo

グアムの気候・服装

画像出典:グアム政府観光局

気温

グアムは年間を通して暖かい気候で、一年中いつでも海に入ることができるのが魅力。平均気温は25〜30℃の間で変動し、夜間でも比較的気温が暖かく、冷え込むことはほとんどありません。

年間の最高気温も約32℃と、昨今の日本の猛暑のように気温が上がることもないので、日本の夏の時期はグアムの方が気温が低く、過ごしやすく感じられることが多いでしょう。また、グアムでは花粉の飛散もありません。

ベストシーズン

グアムは年間を通して温暖な気候ですが、なかでも11月~5月頃は湿度も低い乾季のベストシーズン。それ以外の雨季(6月〜10月ごろ)でも、湿度が高くなる程度で気温など大きな変化はありません。また、降水量も乾季よりは上がるものの、ずっと雨が降り続けるということは少なく、いわゆる東南アジアの雨季や日本の梅雨とは異なります。しかし、南国特有の突然のスコール(主に熱帯地域でみられる激しい短時間の雨)は年間を通して発生することがあるので、その場合は建物内に留まって雨宿りすると良いでしょう。

服装

温暖なグアムでは、年間を通じて夏服でOK。30℃を超える日も多いので、できるだけ涼しい服装をチョイスすると良いでしょう。しかし、ホテルやショッピングモールの中などは冷房が強く、日本人の感覚では寒く感じられることが多いため、室内ではパーカーなど長袖の上着を羽織れるようにしておくことをおすすめします。

日焼け対策

グアムは日差しが強いため、日焼けを避けたい人は日焼け対策なども重要です。日焼け止めはもちろんのこと、日傘やサングラス、帽子、ラッシュガードなど日焼け対策のアイテムを用意しておきましょう。

履き物

グアムの海は天然の珊瑚に囲まれており、特にシュノーケリングを楽しむときには裸足のままだとサンゴで足を怪我してしまう可能性も。マリンシューズなど、怪我の予防ができる履き物も用意しておきましょう。マリンシューズはグアムのKマートなどの店舗でも販売されています。

レストランでの服装

グアムのレストランではドレスコードが用意されているところもあるので、事前に、行きたいレストランでのドレスコードなどを調べ、用意しておくと安心です。服は現地で調達する方法もあるので、ショッピングモールなどを調べておくと良いでしょう。

通貨・税金・チップ制度

グアムの通貨はアメリカ合衆国ドル(US$)が使用されています。基本単位は、ドル($)とセント(¢)で、1$=100¢です。

紙幣(6種類)

紙幣は全部で6種類です。大きさなどにあまり違いはなく、右下に書かれた数字で判別できます。100ドル紙幣は一般的に使われることは少なく、できるだけ小さな金額の紙幣を多く持っておく方が勝手が良いので、両替のときには少額の紙幣を多めにしてもらうと便利。特に1ドル紙幣はよく使うので、多く持っておくことがおすすめです。

  • 1ドル紙幣
  • 5ドル紙幣
  • 10ドル紙幣
  • 20ドル紙幣
  • 50ドル紙幣
  • 100ドル紙幣

硬貨(6種類)

硬貨は全部で6種類です。硬貨のなかには、特別な呼び方をするものもあるため、事前に知っておくと良いでしょう。

  • 1セント(ペニー)
  • 5セント(ニッケル)
  • 10セント(ダイム)
  • 25セント(クォーター)
  • 50セント
  • 1ドル

税金

米国本土やハワイと違い、グアムは準州のため消費税がありません。さらに、グアムは貿易自由港に指定されているため、輸入関税もかからないのでどの店も免税です。
また、ホテル宿泊時には11%のホテル宿泊税(Hotel Occupancy Tax)がかかりますが、リゾートフィー等は徴収されません。

<参考>
ハワイ:消費税 4.712%、ホテル税 13.25%、ホテル宿泊時のリゾートフィー $10-40
グアム:消費税 0%、ホテル税 11%、ホテル宿泊時のリゾートフィー なし

チップ制度

グアムは米国本土やハワイと比べてチップの強制力が強くないのが特徴です。

ハワイなどではチップが必須で、お会計の20%~25%程度がお店側から指定されることが多いですが、グアムでは予めサービスチャージとしてお会計に含まれていることがほとんど。その金額も10%が一般的です。グアムには消費税がないため、日本の消費税のような感覚でしょう。なお、チップがお会計に含まれておらず、金額を自分で決められる場合も多いですが、その場合もチップの強制力はそれほど高くありません。サービスが気持ちよかった場合には、御礼の気持ちを持ってチップを渡すと良いでしょう。

また、ベッドメイキングやタクシーやベルスタッフ等が荷物を運んでくれた場合などで御礼をしたいときは、$1~2程度を渡すことが一般的です。

支払いはクレジットカードが便利

グアムでは、ほとんどのレストランやホテルなどでVISA、Master、JCBなどの主要な各種ブランドのクレジットカードを使うことができるため、クレジットカードを活用すると便利です。

特にグアムの人気店舗はJCBとタイアップしているお店が多く、JCBのブランドのクレジットカードでお支払いし、JCB指定のクーポンを見せると割引や特典が受けられるお店があるので、JCBの公式サイトで事前にチェックしておくとよりお得に楽しめるのでおすすめです。

なお、赤いシャトルバスに事前のチケット購入なしで乗車する場合や配車アプリを使わずにタクシーを利用する場合など、現金が必要になる場面もあるので、ある程度現金も携帯しておくことをおすすめします。

▼JCBのグアム優待加盟店一覧
グアム優待店一覧 – JCBブランドサイト

両替

グアムで円をドルに両替するのは、一般的に日本でドルを買う場合よりレートがよくないことも多いので、両替は基本的に日本国内で済ませておくことがおすすめです。

【日本円からドルへの両替】
グアムでは、空港、銀行、Tギャラリア グアム by DFS内など街中の両替所やATM、ホテルのフロントなどで両替が可能です。場所によってレートが異なったり、手数料がかかったりするため注意が必要です。

【ドルから日本円への両替】
グアムで使い残したドルは日本の外国為替を取り扱っている銀行で両替ができます。ただし、両替は紙幣のみでコインは両替できないため注意してください。

電圧とコンセント

グアムのコンセントは日本と同じく、タイプA(さす穴が2つ空いている形状)が使われています。そのため、日本から持ち込んだ家電であれば、そのままコンセントにさすことが可能です。

コンセント

グアムの電圧は110~120ボルトで、周波数は60Hz。(日本は100ボルト、周波数は50~60Hz)
基本的に、【100V-240V 50-60Hz】と書かれているような、100-240ボルトまで対応している家電製品は問題なくコンセントにさして使うことができます。100-240ボルトまで対応しているスマホやデジカメの充電器も、そのまま差し込んでも問題なく活用が可能です。

100ボルト限定の家電には変圧器や変圧プラグが必要

100ボルト限定の家電をグアムで使用すると、発火する可能性があるため、変圧プラグが必要です。

例えば、ヘアアイロン、ドライヤー、炊飯器などは100ボルト限定の製品が多く、一般的には変圧器が必要になりますので、海外対応の製品か変圧器等を利用してください。なお、グアムでもほとんどのホテルにはドライヤーが完備されています。

なお、変圧器・変圧プラグを持っていく場合は、それに対応できるかどうか電化製品の消費電力を確認する必要があります。電化製品によって消費電力は異なりますが、コンパクトな変圧器・変圧プラグでは、消費電力の高いヘアアイロンやドライヤーなどの電化製品が使えないことも。変圧プラグ・変圧器を忘れた場合は、空港などの旅行用品店で購入することができます。

インターネット・Wi-Fi

グアム島内でもWiFiのスポットは増えており、ホテルのロビーや客室、ショッピングセンターやカフェなどは無料WiFiが整っている場合が多いです。しかし、通信が不安定な場合やセキュリティ面に不安が残る場合も。いつでも気軽に利用するならWi-Fiルーターをレンタル、プリペイド式のSIMカードを購入、海外パケットサービスに加入するなどの方法をおすすめします。

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